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菅野所長のエッセイ:鬼の霍乱

今週は大変でした。

何が大変って、身体の調子が狂ったからである。火曜の朝、起きると全身が痛くて痛くてしかたない。頭も痛い。これは何なんだ? 風邪なのか、頸椎の調子が悪いのか、判然としない。とにかく、仕事はやめといたほうがいいと思ったので、ひじょうにも申し訳ないが休みをとった。

痛みは一日中抜けないが、風邪薬が一服あったので、試しにこれを飲んでみると少しやわらいだ。くしゃみも鼻水も出ないし、そんなに熱があるとも思えないが、やっぱり風邪なのか。当初は、これは仕事がしたくない病なのかと思ったが、そうでもなさそうだ。

翌日、昨日よりは痛みはマシだが、やっぱり痛い、頭痛も相変わらずである。で、まことに申し訳ないが、休みにしてもらう。この日も一日中痛い。薬がないので買いに行きたいのだが、薬屋は遠いので歩いていく気がしない。一日中、ときどきうつらうつらとしながら過ごす。

3日目は、昨日よりもよくない。で、とても申し訳ないが休みにしていただく。3日連続。こんなことは記憶にないなあ。昔、頸椎症になったとき、3日休んだかどうか。あのときは確実に2日は休んだはずだが。つらいが、明日まで休んではいられないと奮い立ち、いちばん近い薬屋まで行っていろいろ買う。各種3回飲んだな。

それが功を奏したのか、今日は頭痛がなくなった。身体の痛みもかなりの程度よくなっている。それで何とか来られた。ちょっとフラフラする感じもあるが、こすいてだいぶ良くなってみると、この3日間はかなりひどかったんだなとわかる。仕事がしたくない病であることを怖れていたのだが、そういうわけでもなかったのだな。

原因はと言うと、昨日あたりには、これは頸椎と風邪の合体ではないかという推論が成立した。どちらも大したものではないが、たぶん合わせ技で一本取られたのだ。

とにかく迷惑をかけてしまったなあ。別に何も悪いことはしていないのだが、このところ朝夕はけっこう冷え込むから、その影響かもしれない。家にいるとき、寝るときには温かくしていよう。

明日までは仕事だが、日曜、月曜と十分な休養をとれば、来週にはもっと元気になっているだろう。皆さまも季節の変わり目にはご注意を。

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