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菅野所長のエッセイ:事後報告コラム

土曜日、このコラムをアップさせるのをすっかり忘れてしまいました。とっくに書いてあったのに。年とともに、こういうことが増えるかもしれませんので悪しからず。

で、そのままアップしますが、結果からいうと、菊花賞はダメでしたが、もうひとつ気になるレースがあったので買っておいたら、3連複1000倍超の馬券をとりました。
ハイキングは、奥多摩渓谷のすばらしさを満喫しました。アオサギが二羽、山のほうへ飛翔する姿を見ましたが、この鳥が飛ぶのを初めて見られてよかったです。昨日今日と足腰に来てますが、減量の効果も十分感じられました。

菊花賞以外は良いこと尽くしかな。あと1,2週間もすれば奥多摩も紅葉真っ盛りだと思うので、一人でもぜひ行ってみたい。今週末は出かけちゃうので、このコラムはまた来週末になります。今度は忘れないようにします。
僕はいま人生初の試みをしている。
それは減量だ。ダイエットというと恥ずかしいのでね。

ことの発端は、1ヶ月前に、ゴルフが終わっての風呂場で、ある人が「こんなに歩いたのに1キロ増えてる!」と呻いたことだ。そういうこともあるのかと体重計に乗ってみると、何と自分も1キロ増えていた。まあ、その前から毎晩飲んでいたからなといつものように軽く考えていた。

その後の懇親会で隣になったのが神戸で皮膚科を営むS氏とその奥様。その席の雑談で「そういえばNさんは何年も前から炭水化物ダイエットをやってるはずだけど、いっこうにお腹が引っ込まないね」「やっぱり、ああいう方法も効果ないんだろうなあ」なんてことを言ってたら、S氏がひじょうにマジメな表情で「いや、そんなことはない」と言うのである。S氏は「ぼくは、以前2週間で3キロ落ちた。とにかく2週間がまんすれば必ず効果がある」

それを聞いてやってみようかなと思ったのは、特にストイックなことが要求されるわけではなさそうだからだ。ご飯、パン、麺、これら主要な炭水化物は食べないが、肉や魚とか炭水化物をあまり含まないものは自由に食べていいということだった。
で、とにかく2週間やってみた。最初の頃はついついお弁当とか買っちゃっうのだが、徐々に気をつけるようになり、必ず成分表を見るようになった。すると芋類などもよくないとわかる。2,3回はお米を食べたので炭水化物”制限”ダイエットとなったが、それでも2キロ減った。

2週間もして要領がわかったので、そのまま続行。もっと落としたいからね。食事のパターンもかなり決まってきて、いまどきはコンビニにおでんがあり、こんにゃく、大根、たまごなんてところがいい。しかも自分が好きなものだし。肉は鶏肉。後は豆腐類。コーンや芋を含まないサラダ。
だいたいがわりとさっぱりしたものだが、もともと僕はこってり系は好きでないのでさほど不満もない。それとバナナはたいへん便利な食べ物である。満腹感があるし、炭水化物と言っても多くは食物繊維。バナナダイエットというのがあるが、理にかなっている。昔デンマーク式ダイエットというのでゆで卵を主食にするというのがあったが、ゆで卵もバナナ同様便利。自分でつくれば安上がり。お金をかけないというのも案外大事だ。なぜなら、炭水化物なしで満腹感を得るのだから、食費がかかる。こういうことを含めて要領がさらにわかってくる。そしてちょうど1ヶ月。計4キロの減量に成功。

「節制」ということにかんして、今まで何に対してもやったことのない僕が今回できたのは、ひとえにストイックでもないからだ。ほとんどの人が途中で挫折するのはがまんを強いられるからだろうが、僕の場合はべつにがまんしてないし。
いまも週に2回くらいお昼は弁当だし。でも夜はそういうものは食べない。そもそも帰宅は10時すぎだし、さっき挙げたものを食べるくらいが適切なのであろう。

減量の必要性を感じたのは、何よりも山歩きで途中下山をしてしまった事が大きい。バテバテになる要因は暑さとかもあるが、ひとつには自分の身体が重いこともある。近年のゴルフでも、どうも他の人よりも自分がバテてしまう程度がひどいのではないかと疑念を抱いていたので、これも払拭したいのである。

そして日曜には再びTCC登山部の歩き遠足がある。前回の後、僕が「もう”山”と名がつくところには行きたくない」とごねたので、奥多摩の渓谷ハイキングとなった。それでも3~5時間くらいの行程だが、気温も低いし、たぶん楽チンだろう。何しろ、4キロの重りがなくなっているんだから。

結局、人は自分にできないことをしようとすると、挫折するしかない。痩せたい、けど食べたいと思っている僕でもできること、それが炭水化物制限なのである。この1ヶ月を通じて思う。挫折感を覚え、無気力だとか、気分が沈むとか、そういう状態にある人は、間違いなく、できないことをやりたいとか、しようと考えているからである。自分の限界、器量を受け入れ、自分への幻想を取り払い、自分にできることをやる、それが大事であり、シンプルな生き方というものである。
人生はべつに難しいものではない。至ってシンプル。人間関係も。難しいのは人の心、とりわけ自分の心なのである。自分の心の持ち方が人生を難しいものにしているだけのことだ。

その日曜は天皇賞だな。
先週の秋華賞は、ジュエラーが3着に入りさえすればよかっったのだが、届かずの4着でダメ。日曜、京都3000mの菊花賞の本命は①カフジプリンス。5,6番人気か。次いで⑩ウムブルフ、④シュペルミエール。これらは菊花賞向きだ。この1頭プラス2頭を中心に、③⑥⑦⑧⑪を抑えると。

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