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進化について

 欧州リーグでフランクフルトが優勝。鎌田と長谷部の二人が中心にいるチームであるから快挙だなあ。やっぱり代表に呼んだほうがいいね。亡くなったオシムだったら、二人とも呼ぶのではないか。ポイチは、アジアレベルは多少見極めはついても世界レベルはわかんねえんだろなあ。でも、富安のけががあり、吉田の不安定な守備のことを考えたら、38歳でも世界のレベルで戦っている長谷部の招集はますますアリだよね。引退後もフランクフルトの幹部としてドイツに残るらしい。たいした男だ。

 もちろん鎌田もだ。代表戦では、久保はまだちょっと実力不足だとわかってきたしね。堂安もそう。しかも伊東純也とポジション的にかぶるし。それに南野と鎌田のコンビも見たい。ちなみに、南野は101分に1ゴールを決めていて、これはプレミアで一番だということだ。地味な記録だけど、クリロナたちを抑えてのことだから、けっこうすごいことだよね。だから、南野もいちおう世界レベルなの。

 ただし、代表はただのオールスターであってはいけない。昔オシムさんが言ったように、日本人のもっとも良いところを発揮するようなチーム作りが必要だ。そのために長谷部は最も適役ではないのか。

 一方、久保が案外伸び悩んでいる中、攻めの期待が伊東一人というのも淋しいなあ。そこで、鎌田だ。中盤で点も取れるし、とにかくさばきが巧妙だ。あれー、いまどうやってDFを交わしたの?とよく思う。少なくとも、フランクフルトでは一番うまい感じ。しばらく代表から外れて、むしろ良くなっている感じ。これも小さな進化と言うんだろうか。しかし、すべてはポイチの人選にかかっているからなあ。代表候補の中でも、富安、伊東、鎌田、南野、これが世界の合格レベル。そこをわかってくれ~。

 でも、伊東みたいに化ける選手というのもなかなかいない。足が速いだけの選手ではあったが、そもそもその足が速いというのが貴重な財産なんだね。最近では浅野も海外に渡ってからうまくなってきた。前ならできなかったトラップができたりして。国内でもベテランの永井なんかも昔よりずっとうまい。速さだけが買われて使われているうちに、技術が追いついていくというのはひとつのパターンだな。サッカーは何より走るスポーツだからね。おうっと、「野人」岡野は例外だったな。

 

 進化というのはほんとに興味深い。前に、集団で狩りをするようになったチーターの話をしたが、同じくケニアでも酷暑のツァボというサバンナでは、集団で狩りをするはずのライオンが単独で狩りをし、獲物もシェアしないということだ。いちおう群れはあるようだが、狩りは単独。例外として、水牛のような大物を狩るときには、群れのほとんど、しかも普段は狩りに参加しないオスまでも加わる。このときには皆で食べる。

 しかも、この酷暑に適応すべく、ツァボの雄ライオンはたてがみが消失しているのである。あのたてがみがなくなるなんてね。西武ライオンズ、ジャングル大帝はどうなるのだ。

 かくいう私も、去年の手術によって、鼻口呼吸から肺の直接呼吸になり、つぎの手術では再び気道と食道とをつないでそこに開閉弁を設置するという改造を行う身だ。これによって我が身にまたいろいろなことが始まるのだろうか。

 さて、先週のヴィクトリアマイルは3着混戦で取り逃した。今週はオークス。けっこう好きなレースではあるが。

 ⑥サークルオブライフと⑱スターズオンアースの2頭が強い。そこに割ってはいれるとすれば、③アートハウスくらいではないか。馬券はこの3頭中心で。

 

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