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耳に残る歌

 好天の続く東京だが、いよいよこれから寒くなるという話である。昨日はそう思っていたので、ちゃんと着込んで家を出たのだが、駅に着く頃には身体が冷えてしまったのかクシャミが連発の状態となった。これはおかしい。そもそも2年前の手術後はほとんどクシャミをすることがなかったのである。鼻腔に空気が通らなくなったことが大きな要因だと思うのだが、だからこそこんなにクシャミが出るのはおかしいなと思い、急きょ家に帰ることにした。途中、3回コンビニに寄って暖を取りながらね。室内にいて、外気に当たらなければとくに問題はなさそうである。

 ちょっと神経質になりすぎかなという思いもないではないが、僕のクシャミとか咳は普通じゃないもんでね。電車なんかで連発したら周囲の人には脅威となってしまう。いまの状態ではコロナやインフルや風邪も心配しなければいけないし、社会的な迷惑も避けたいし。ああ、それから、去年の予定が延びてるんだが、来週にはちょうど2年目のCT検査がある。喉頭ガンは2年を過ぎると再発率がぐっと落ちるというらしくて、今度の検査結果は大事なところなんです。それでちょっと神経質になってるのかもしれないな、などと思ったりして。

 この間、WOWOWで「リスペクト」が放映されてた。この局の憎いところは、その後に「アメージンググレース」も放映したことである。30歳のアレサ・フランクリンが教会でゴスペルコンサートを挙行し、その超絶なパフォーマンスで映画「リスペクト」は終わるのだが、「アメージンググレース」はこのコンサートのドキュメンタリー映画なのである。これのDVDはもちろんあるのだが、3月には1000円台の廉価版が発売される。ひじょうにお得だ。現在先行予約販売中である。関心のある人には耳よりだろう。

 歌にかかわる映画が最近多いかな。

 大ヒットの「ワンピース」最新作では、ウタという女の子が、自分の歌を聴く人をすべて非現実の世界に閉じ込めてしまうという能力で世界を大混乱に陥れる。映画そのものは期待してたよりも面白くはなかったが、これだけのヒットの要因とは、たぶんウタの歌を歌うAdoを聴くためにリピートする人が多いからだろう。確かにAdoは悪くないもんな。

 もうひとつは「ホイットニー」だな。亡くなったかつてのディーバ、ホイットニー・ヒューストンの映画だ。これもどうしようかと思うのだが、上映時間が自分の生活時間と合わないので観ていない。たぶんそれなりに楽しめるのだろうが、僕の場合はデビューした頃のホイットニーを武道館で観ているんでね。その後来日のたびに聴きに行って、落ちぶれていく様子も見てきた。埼玉アリーナでは、途中で席を立ったもんな。自分の中ではあの武道館での歌声がすべてだ。信じられないようなすばらしい歌声だった。あれさえ耳に残っていればそれでいいのである。

 海外サッカーでは三苫や久保、古橋、旗手といった日本選手の活躍がすごい。なんか日本のサッカーもいよいよ本物になってきたのかなあと思う。正月にやる高校サッカーは、スター選手が残らなかったにもかかわらず、決勝戦は5万人の観客を集めた。優勝した岡山学芸館はJリーグにいく選手が1人もいないチームだった。W杯はいつもにわかを作るけれども、今回はそうでないことを祈りたい。

 岡山といえば、陸上のドルートリー朱瑛里ちゃん。中学生、カナダと日本のハーフで、駅伝で大活躍。そのフォームはほんとにすばらしい。学校の陸上部には部員が3人しかいないとのことだ。順調にいけば日本陸上史上で最高の選手になる可能性があるが、一方で国籍がカナダになる可能性もある。そうなったらトホホだな。でも次は高校生としての朱瑛里ちゃんを観られるし、日本選手権くらいには出てくるだろう。

 ゴルフで岡山といえば渋野日向子なのだが、こちらはあいかわらずな感じだ。今年もダメなんだろうなあ。朱瑛里ちゃんと強化合宿でもしたらどうか。

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