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少しめでたし

 今日はちょっと疲れたなあ。先週はPET検査という大事なことがあったのだが、今週は免許の更新という大事があった。高齢者になると、更新に行く前に高齢者講習というのを受けなくてはならない。去年その旨の葉書がきたときにそれを初めて知ったのだが、残り1ヶ月を切ってから講習の申し込みをしたら、受けられるのは来年になると言われた。つまり、いくら早くしても誕生日を過ぎての更新となる。更新のルール上、誕生日の一ヶ月以内に更新しなければならないので、ちょっと気持ちが追い込まれる。そこで、できるだけ早く受けられそうなところを探し、それが17日(水)だったのだ。

 気持ちが追い込まれるのは時間だけでなく、視力検査に自信がないからでもある。このところいつもギリギリだったからね。水曜の講習でも視力検査があったが、その結果は0,6だった。合格ラインは0,7以上であるからやはりギリギリである。

 そこで今回は生まれて初めて眼鏡をつくることにした。水曜の帰りに眼鏡屋さんに行って、検査もしてもらうとやはりギリギリ。かろうじて0,7が見えることもあるが、0,8となると見えない。で、眼鏡を注文し、それを受け取ったのが昨日の夕方。そして今日、その眼鏡を忍ばせて試験場に行った。

 試験場での検査は、三つの輪っかを見たが、1,2番は難なくわかった。しかし、肝心の0,7になるとやっぱりぼんやりする。でも、たぶんこっちかなと思ったのでそう答えたら、どうやら正解だったらしく、あっという間に終了。ラッキー。眼鏡なんか買わなくても良かったかなと一瞬頭をよぎったが、いやいや、いざとなれば眼鏡があるという気持ちの余裕が必要だったのだと考え直す。次の時には必要かもしれないしね。

 とにかく、失効することもなく、無事に免許が更新された。めでたし。

 めでたいと言えば、年賀はがきのお年玉の当たりを見たら。何と下4桁の2等が当たってた。毎年下2桁の切手シートは何枚か当たるが、下4桁はすごい。1万分の1の確率ですと。100枚の賀状が来るとして100年、200枚で50年だもんな。

 しかし、今日郵便局に寄って確認したのだが、賞品がしょぼかった。1等は30万なのにねえ。2等は「ふるさと小包」とかで、どう見ても2~3千円のものだな。とりあえず鮭の切り身セットを申し込んだけど。

 ということで帰ってきたら、TVで二階派が解散とか、安倍派のちょろまかし議員とかが記者会見していた。まったくあれだけのことがあって、小物議員を逮捕するくらいで終わっちゃうのかい。やはり検察は時の権力に弱い。今回も裏でいろんな取引のようなものがあるんだろうな。モリカケや桜のときと同じだね。森友問題では38人の財務省幹部が告発されたが、すべて不起訴だった。今回4000万以下の収賄は不問というらしいから驚く。そういう感覚はどこから来るのだ?

 思うに、検察は文春のスタッフをそっくり雇ったほうがいい。権力に寄り添う日本の検察では、この世の権力悪を成敗できない。入れ替えるんじゃダメか。文春にまかせたほうがいい。委託しなさいと。昔から、立花隆が田中角栄を追い詰めたり、毎日が安宅産業の闇を暴いたりしていたわけだが、メディアの弱体化もあるいは検察の無力とかかわっているのかもしれないな。

 とにかく日本社会に検察は本当に必要なのか? そういう本質的な疑念がわくのである。昔の「トーマス物件」だな。昔巨人にトーマスという助っ人がいたのだが、いつも空振りばかりして凡退するので、いったいこいつは何のためにいるんだということが話題となった。バットの耐震性を試験するためにメーカーから送られた社員だとか、球場のよどんだ空気を攪拌するためにいるんだとか、面白おかしく言われてた。

 さしずめ、検察は何のためにあるのかというと、ここまでは大丈夫だけど、これくらいのズルをすると捕まっちゃうから気をつけてねという、議員教育に携わる機関ということになろうか。大物になっちゃうと関係ないが、役職のない議員には参考になるだろう。すなわち敵を装った味方。そう考えれば、なかなかよくできた仕組みだな。権力も熟するとこういうふうになっていくのかもしれない。

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