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宴のあと

 ワールドカップ決勝はすごい試合でした。PK戦で決着というのはナンだが、まあ今回はアルゼンチンの優勝ということでいいフィナーレだったのではないか。フランスは前回優勝してるしね。

 アルゼンチンは全員がメッシと同じ髪型に統一してたという話で、これはアレだな、「メッシさんを手ぶらで帰すわけにはいかない」と皆が思ったということだろうね。

 日本の試合はオシムさんに見せたかったとこのコラムで書いたが、この決勝はマラドーナに見せたかったなあとしみじみ思う。あのマラドーナが観客席にいて一喜一憂する姿を見たかった。そして、大喜びするところを観たかったなあ。

 で、日本の活躍もあり、いいワールドカップだった。僕が思うベストゴールは、準々決勝の終了間際、世界中をだましたオランダの同点ゴール。それと、準決勝、クロアチア戦でのメッシのペナルティキックだな。強い意志、すごい気迫、あのPKにはしびれた。

 ワールドカップはいいね。サッカーはいいね。強さがGNPと比例しないのがいい。オリンピックとはまるで違う。ちなみに、W杯のほうがオリンピックよりも参加国数は多い。(以前の情報だけど、たぶん今も)。今回もベスト4の中で大国と言えるのはフランスだけだ。アフリカ初の4強、モロッコは強かったし。半分以上はモロッコ生まれではないらしいけど。

 宴が終わると、現実が待っている。ウクライナ大統領がアメリカ訪問、まだまだ戦争は続く。ウクライナもロシアも今回はW杯に出ていない国だな。出てればこんなことにならなかったのではないのだろうか。

 あんなにいいサッカーをしたチュニジアだが、国情としては「アラブの春」以来の民主政治の危機が迫っている。今回予選リーグでアメリカ対イランというとんでもない試合があったが、意外にも平和裡に試合は終わった。なぜなら、イランの代表選手は試合前のセレモニーで国歌を歌うことを拒否。選手も国民も現政権が嫌なんだ。べつにアメリカと争いたくはないと。ロシアも中国も同じだろうな。

 つねに為政者の問題だよね。世界の混乱も戦争も、危機も。企業も同じだ。なんで当たり前のこと、普通のことができないかなあ。まあ欲望、執着が抑えられないということなんだが。

 さて、日曜日の競馬、朝日杯FS、オオバンブルマイはやっぱり来なかった。結果は1,2,3番人気通りに来るという堅い決着。このレースは取りガミ(当たっても儲からない)だったが、他のレースでばっちり儲けさせてもらった。2週連続で快勝。珍しい。それというのもやはり、スタッフに大盤振る舞いをしたおかげではないのか。この調子なら有馬記念も大丈夫だろう。しかし、これも堅そうだ。

 人気馬はそれぞれに不安もある。で、とりあえずボックス買い。⑤ジェラルディーナ⑥ヴェラアズール⑦エフフォーリア⑨イクイノックス⑬タイトルホルダーの5頭。3連複、馬単。一番信頼できそうなのはイクイノックスで、期待しているのはヴェラアズールだ。

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