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八咫烏は4年後に羽ばたくか

 W杯で浮かれているからか、いろんなものをネットで買ってしまう。ひどい浪費だなあ。

 当然、W杯前に買ったものもある。そのひとつが八咫烏のデザインされたキャップである。今回のW杯は、このキャップをかぶって日本戦の中継に臨んでいるのだ。笑わば笑えだ。

 宴席があってそれができなかったコスタリカ戦は負けたな。しかし、ドイツ、スペインには勝ったぞ。これの効用があるかもしれないと思った僕は、急きょ奄美にいるK氏に送るべく色違いをネット購入。幸い、配送日がクロアチア戦当日であった。間に合うではないか。

 しかし、ヤマト運輸は嘘をついた。つもりはないのだろうが、配送されたのは翌日だった。クロアチア戦の敗因はこれだね。K氏がこのキャップをかぶって応援していればもう1点入ったはずなのである。

 てなことは置いて、冷静に振り返ろう。クロアチアは、ファールも少なく、大人ないいチームだった。ペシリッチのヘディングも見事だったしね。富安とのマッチも勝ってたし。

 「股旅フットボール」の作者、宇都宮徹壱氏によると、2006年の日本対クロアチアのとき、クロアチア国営放送のゲスト解説がオシムさんだったらしい。そのとき、オシムさんはテクニックに頼って走らないクロアチアを厳しく批判したという。そして、当時ジェフ市原の監督をやっていたのだが、この放送の6日後に日本代表の監督に指名されている。

 当時クロアチアは「ヨーロッパのブラジル」と言われ、確かに南米的なテクニックが売りだった。今もテクニックはすばらしいが、当時のオシムさんの檄が効いたのか、日本戦では日本よりも4キロ多く走っている。平均身長が4~5センチ高いのにね。年齢層も高いのにね。日本は内容的にも勝ってはいなかったのだな。そして、PK戦もサッカーであるから、ベスト8に行くには日本は実力不足だったと言うほかはない。

 とはいえ、PK戦はほんとに残酷だ。ジュネーブ会議で廃止にしろという意見さえある(ネットでね)。でも、PKで勝つマインドも身につけないとね。

 さてアジア勢は姿を消し、ベスト8を見渡せば、スペインの脱落を除いて順当と言うほかはない。ポルトガルの進出にはちょっと驚いたかな。てっきりスイスに負けると思っていたが、6-1の爆勝。C・ロナウドがいないほうがいいんじゃないの? あと驚いたのは、あのメッシがものすごく走ることだ。最後のW杯ということで、気持ちが入ってるんだろう。

 ま、しかし、メッシ、ネイマール、エンバペ、ロナウドと、世界のBIG4が残ってるのは僥倖だね。それにしても、そのうち3人が同チームというんだからなあ。

 ここからはすべての試合が見物だが、4試合の中ではイングランド対フランスだな、何と言っても。続いての拮抗戦はオランダ対アルゼンチンだが、英仏戦に比べればだいぶ落ちるな。

 W杯のときも競馬のGⅠは行われていた。今週は阪神ジュベナイル。本命はリバティアイランドか。対抗にラヴェル。以下モリアーナ、ウンブライル、ドゥーラ、キタウィング、穴にライトクオンタム。W杯に関連した名前を探したけどまったくなかったなあ。

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