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菅野所長のエッセイ:今週の注目

 アメリカの大学対抗のバスケットの試合で、試合前に国家を独唱するはずの人気歌手が渋滞に巻き込まれてキャンセル。このとき、急きょ代役に指名されたのは会場警備の若い男性警官だった。しかし、この警官のアカペラがすばらしく、歓声が会場をおおった。この動画は大変にヒットしてるようだ。どこかで聞き覚えのある声のような気がしたのだったが、実は2年前に「アメリカンアイドル」に出場した人だった。

 ひょんなことから「アメアイ」の名が届いてきたが、今シーズンもすでに放映が始まっている。気づくのが遅くて、まだ地方予選の2回目、アーカンソーとカリフォルニアでの模様しか観ていない。その限りではあいかわらずレベルは低くない。去年よりもいいかもしれない。審査員の顔ぶれが同じなのは気に入らないが、それもやむなし。何しろ、今年は最終シーズンで、このお化け番組もいよいよ打ち切りとなるのだ。この季節の僕の楽しみなので残念である。

 結局、初期ほどのスーパースターが輩出できていないのが直接の原因であるが、いい素材なのにそれを仕立て上げられないスタッフの力量不足ということになろう。アルバムつくり、楽曲つくりにはいつも難がある。番組自体の人気としては、審査員の顔ぶれが年々ダメになっていったことも大きい。スティーブン・タイラーがいたときが一番面白かったな。

 甘利経産相の賄賂事件。これに対して山東昭子が、ばらす方もよくないと言っておったぞ。つまりそういうものは黙っているのがマナーだと。「両成敗」だと。とんでもないことを言うものだが、こういうタレント老人議員がいまも現役というほうが問題だがね。連発するバス事故を観ても、67歳とか70歳が運転してたり、バスに乗るときにはまず運転手の年齢を聞いておかないといけないね。

 それにしても、ベッキーのゴシップといい、このところの週刊文春はすごいものだ。べっきーのほうはLINEのやりとり、甘利の方は録音テープ、領収書、写真と動かぬ証拠を握っているのだから申し開きできない。1週間以内に説明すると甘利は言っているが、何をどうしようというのか注目である。

 そういえば、ベッキーのほうは、記者会見前日のLINEのやりとりも流出していて「明日は友人で押し通しちゃう 笑」と例の彼氏に言っている。あの会見の神妙な様子は全部演技だったというのがばれてしまったわけだが、そのしたたかさにちょっと好感。タレントっていうのはこうでないとね。こういう面がないと芸能界は渡っていけないじゃない。成功している芸能人っていうのはみなこういうもんだよね。SUMAP騒動で救われたベッキーだが、また会見してくれないかなと注目している。

 芸能人といえば、あるお笑いタレントの本を読んで何か書けという仕事の依頼があった。心理関係の書評を依頼されることはあっても、こういうのはひじょうに珍しい。で、読んでみたら、まあ興味深いところもあるので引き受けることにした。ほんとは次の本の準備が優先課題なのだが、まあいいでしょ。そのためのヒントも少しあるし。変わった仕事は面白いし。
 
 このところ困るのは、仕事始めの火曜日が調子が悪いことである。なぜか朝から頭痛がする。どうも仕事始めというメンタルなものではないようだが、日曜、月曜と十分に休んでいるのに何でこうなるの?と。枕がよくないのだろうか。来週はどうなるのか、自分のことながら注目しているのである。

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