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菅野所長のエッセイ:今年のアイドル

 確定申告の季節だが、今年はいつになく早く終えてしまった。結果、あまり税金を払わないで済んだが、それだけ収入が減っていることを意味するのでちょっと複雑。

  今週も空いている時間に粛々と執筆を進めている。一年がかりでやる予定だったが、このペースで行くと半年で終わりそうである。それでは速すぎるかもしれないが、まあ、そのうち失速するだろうしね。3月は忙しいし、できるだけ2月にがんばろうと思っていたが、来週で終わりじゃないか。来週末には関西に行ってしまうので、好調子もそこまでだなあ。まあいいが。
というわけで、来週はこのコラムはお休みの公算が高い。

 国会でヤジを飛ばすという幼稚な首相のおもちゃとなりつつあるこの国は、ますますきな臭くなっていく。ただの首相なのに、大統領気分だな。
 幼稚といえば、今週、秋葉原無差別殺人事件の死刑確定というのがあった。当時、加藤を神とあがめた大バカな連中がいたが、例の名大女子学生あたりにも影響はあったようだし、ごく一部のことであるにしても、何ともな事件である。あれから7年くらい経ったわけかな。被告のメンタリティはともかく、ネットの反響からひとつ思ったのは、結局、現代において、「神」というものがいかに下落してしまったのかを示しているということだった。AKBの「神セブン」しかり、やたら簡単に神となってしまうわけで、ひょとしたらそれはイスラムにおいても一部同様なのかもしれない。
 でも、仏の風刺画を本にするというので、出版社に在住のイスラム教信者が抗議をするのはまことに正しい。あんなに嫌がってるんだから、からかうようなことはしないほうがいいよね。仏教やキリスト教とは違うんだから。

 グラミー賞は今年も低調な感じだった。そのグラミーを総ナメしたサム・スミスが今週は来日してたのでちょっとびっくり。予定のことなんだろうが、なんとまあタイミングのいいことだ。この人が「ジャージーボーイズ」に出ててもぴったりな感じ。しかし、グラミーを総ナメするほどのものか、疑問だ。やっぱりアメリカ音楽界もいまはそれだけ低調なんだなと思う。

 とはいえ、この季節、例によって「アメリカンアイドル」シーズン14が始まった。まだハリウッド予選だが、今年は去年よりもかなりレベルが高い。この番組は、地方予選、ハリウッド予選のほうが面白い場合が多いのだがね。14年目に入ってもまだまだ衰えないなあ。視聴率が下がっているとは言うが、たぶんそれはプロデビュー時のプロデュースに問題があるからだ。せっかく、いい人材を発掘しても、あれじゃあなあと、キャンディス・グラバーのデビューアルバムの残念な結果を思うと腹立たしくもある。もっとスターを輩出しないとね。やはり審査員にデビッド・フォスターあたりを入れるべきだろう。ま、しかし、今回はかなり楽しめそうなので、それはよかった。

 アカデミー賞授賞式が来週明けにあるらしいが、候補に「アメリカン・スナイパー」がある。監督はイーストウッドだ。まだ観てないので、映画史上の名作「グラントリノ」よりいいのかどうかはわからないが、まあ、ほかの監督の作品よりは数段上をいくのだろう。いつもそうだからね。ほんとにとんでもないな、この人は。84歳、公私ともにますますお盛んである。僕も、「私」は悲惨なものだが、「公」ではがんばらないとな。やっぱり、半年で片づけちゃうか。

 日曜は今年初のGⅠだった。ダート王決定戦、フェブラリーステークス。ホッコータルマエが出ないから、④コパノリッキーが不動の大本命。2,3着は何が来てもおかしくないが、⑩ベストウオーリア⑪ワイドバッハか。次いで、調教がいい①ローマンレジェンド。あとは全頭3着候補。
 3週前に、WIN5を当てた。次週は、WIN4まで行って、残り1レース。3頭買っていたが、ダメだった。先週も同じパターンで、3番人気,4番人気、7番人気、3番人気と当ててきて、最後は一番人気が来てもかなりの配当が見込めるとぬか喜び。実際、直線半ばまでは歓喜の声をあげていたのだがね。半馬身差の2着。これはほんとに残念だったなあ。でも、何か運気が来ている感じはあるんだよなあ。と、懲りもせず、ギャンブルの罠にはまりこむ僕なのだった。

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