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菅野所長のエッセイ:ユイの壁を越えろ

 ああ、右肩が痛い。とくにマウスをクリックしていると痛くなることが多いのがつらい。まだなり始めだから、これからもっと痛くなっていくのだろうか?

 このところ飲み会が多いのだが、そういうときは帰るとすぐに寝てしまって、それで変な時間に目が覚める。で、またどんな会話をしたのかもよく覚えていない。電車の中でもウトウトするばかり。今日なんか、「新木場方面」というアナウンスが耳に入って、逆の電車に乗ってるぜと勘違い。寝入ってリターンしてしまったのかと一瞬焦ったが、帰るんじゃなくて、これから出勤なのだった。
 
 なんだかなあ、景気のいい話もないので、ツール・ド・フランスが始まるまではがまんの日々か。

と思ったら、いよいよ7月4日から始まるようだ。今年はオランダのユトレヒトからスタートし、次に自転車王国ベルギーに入り、何とあの「ユイの壁」を越えるコース設定が第3ステージに組まれている。この1級山岳はベルギー春のクラシックレース、「フレッシュワロンヌ」の名物である。早々にすごい見せ場だ。これを思うとちょっと元気になるな。

 そういえば火曜日夜の大雨がすごかったなあ。東京であんなに降るなんて記憶にないくらいだ。ちょうど帰る時間に当たってしまって、傘はあるのにずぶぬれだもんな。この一降りで、東京の水瓶は満タン何じゃないの。

 翌日の水曜にちょっと驚いたのが、女子サッカーW杯のオランダ戦だ。この試合は、試合としてひじょうに面白かった。録画だけど。

 残った16チームの中でも、オランダは最弱に近いほうだが、日本と実力は伯仲なのであった。今回は川澄が出てたので、そうひどくはならないと踏んでいたが、MF川澄とSB有吉の右サイドのコンビはほぼピンチをつくらない。このラインは4年前の近賀とのコンビよりもいい。何か大学の先輩と後輩らしい。でも、例によって大野が出てたからチャンスがつぶれてばかり。迷監督もさすがに後半20分で交替させたがね。

 得点は、日本の2ゴールは、それ自体は他の選手だったが、川澄と宮間と大儀見の3人でつくられたものだった。1点目は僕が大化けしたと書いた有吉がこぼれ球を決め、2点目は、大野から替わった岩淵のあざやかなスルーがなければ生まれなかった。まあ、相手がそんなに強くなかったので、なでしこもかつてを彷彿とさせるパスサッカーができた。 つまり、起用する選手さえ間違わなければそこそこはやれると。が、やっぱりあの監督だからね、困ったことに、澤を終わり頃に出したのはいいのだが、よりによって川澄と交代。すると、鉄壁だった左サイドがにわかにゆるみ、オランダの猛攻を許す羽目になる。そして、GKの考え得られないミスで一点献上したし、もしも同点になんかなってたら絶対に負けたな。
 
 これでベスト8だが、強豪中の強豪は向こうのブロックに集中しているので、とりあえずベスト4に残る可能性と決勝に進む可能性も出てきた。が、つぎのオーストラリアが問題だ。予選を見ていたが、あのアメリカと互角に近い試合をしていたぜ。パワー、スピード、どれをとってもかなわない。守りに守って、一瞬の隙をつく速攻、それしかない。そのためには澤がいたほうがいいんだが。ま、大野と海保だけは使ってくれるなと願う。もしオーストラリアに勝てば、決勝に行く可能性はグンと高まるがね。なでしこにとっては「ユイの壁」のようなものだな。
 
 で、日曜は上半期最後のGⅠ、サマーグランプリ宝塚記念。⑮ゴールドシップ、⑤カレンミロティック、⑬ラキシスの3頭だな。もしもゴールドシップを負かせる可能性があるとすればラキシスだけのような気がするが、枠順に恵まれたカレンも侮れない。これに、⑪ヌーヴォデコルトが続くか。超大穴は③ネオブラックダイヤ。

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