ご予約専用フリーダイヤル
0120-556-240

ミラクル以上、フィクション未満

 あれからうっかり寝てしまったが、幸いアラームがセットされてたので程なくして起きた。でも、何となく寝ぼけているので、日本が勝ったのは夢だったのかと疑ってしまった。LINEの痕跡を見るとやっぱり夢じゃなかった。でも、未だに半信半疑の気分である。何しろ相手はドイツとスペインだからなあ。

 僕が現在読んでいるサッカー漫画は、「ジャイアントキリング」「アオアシ」「さよなら私のクラマー」である。みな日本サッカーへの深い造詣と愛に満ちたコミックだ。が、たとえ漫画であっても、日本代表がドイツとスペインを撃破するというストーリーを描く度胸は作者たちにはないだろう。みなサッカーをよく知っているからね。漫画であってもリアルさを追求しようとすれば当然そうなる。

 しかし、事実は小説(フィクション)より奇なりと言うべきか、それが起こった。しかもワールドカップ本番で。僕が未だに信じられないのも無理はないよね。漫画でもありえないんだから。あの低迷の日本リーグの時代、TV「三菱ダイヤモンドサッカー」からずっと見てきて、まさかこんな日が来るなんてね。

 もうホント今回はこれでだいぶ満足。そりゃあベスト8まで行って欲しいけど、もともと満身創痍のチーム、とくに富安にはあまり無理して欲しくない。代表の中心、日本の宝。アーセナルの堂々たるレギュラーの前にスペインは為す術がなかったね。すごいもんだ。若い彼にはまだまだ先がある。

 三苫だって、当初は体調不良で合流が遅れたほどだった。ほんとによくやってくれた。遠藤もそうだが、身体に不安のある人はもう出さなくてもいいと思うね。みな元気なままでそれぞれのリーグに戻って欲しい。

 もう十分に大事なものをいただきました。あきらめちゃいけないね、人生、何事も。

最初に戻る