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ブレンド効果

 先週アップし忘れたのがワールドカップ代表の発表。とにかく心配してたとおりの結果かなあ。海外でもけっこう揶揄されているのがこれまでにないことだ。「柴崎は監督の息子なのか?」とかね。ほんと、柴崎が入って、旗手が落ちるなんてありか。

 とまあ文句は尽きないが、こういうことは現場の声を聴くのが一番だ。この場合は、鎌田、遠藤、富安といった世界レベルの選手の意見を聞くのがよろしい。監督は日本とアジアしか知らないが、彼らは世界をよく知っているからだ。トップに立つと自分でやらなきゃ、決めなきゃと思っちゃうんだよね。

 ま、心配な選手は使わなければいいんだがなあ。柴崎とか吉田とか。吉田を入れたら徹底的にそこを狙われるぞ。とにかく、ドイツ戦を引き分けにしてくれ。もう祈ることしかできない。しかし、明るい話題もある。現在、鎌田、久保が好調、そして三苫は絶好調で、プレミアで話題をさらっている。

 まあ、勝っても負けても、今回のワールドカップで田島、森保政権が終わるといいのだが。

 さてリンゴジュースに凝っている今日この頃、今回は4種類のストレートジュースが職場に大量に届き、僕もワンセット飲み比べしてみた。ふじ、王林、ジョナゴールド、ブレンド。結論はそんなに大差はなく、王林が酸味がなくひたすら甘い。でも嫌な甘さではない。リンゴだからね。

 僕の好みはジョナゴールドかな、と思ったが、ここには紅玉がないので、個人的に紅玉ジュースを注文した。それを飲んで結論を出したいところだ。僕はそもそも果物には酸味がないと嬉しくない。でも最近のは甘いのばかりでよろしくない。ミカンとかも。バナナも酸味があるほうがいいし、たとえば多くの人がありがたがるマンゴーなどは食べたいと思わない。当然りんごもそうだね。酸っぱみがないと。

 でも、すでに結論は出ていると言って良い。ベストは何かといえば、それはブレンドです。今回届いたブレンドはもうひとつと感じたが、家の近くのスーパーで買えるりんごのストレートジュース。ちょっと高いのだがが、これに勝るものはないと感じた。商品説明には「ふじ、紅玉など6種類」をブレンドしているとある。さまざまな割合を試して最もうまいと思われるバランスとなっているのだろう。

 実は、身近にあるこのジュースがどれほどのものなのかを試すという意味で、今回のりんごジュースフィーバーがあった。確かに単品のストレートもそれぞれうまいし、個性も感じられるのだが、飽きもせずにずっとおいしく飲めるという意味では、このようなブレンドにとどめを刺すのではないか。

 このことはコーヒーとまったく同じだな。コーヒーもコロンビアとかブラジルとかキリマンジェロとかあるけど、うまいのはブレンドである。それぞれの単品では、どうしてもこれが足りない、あれが足りないとなる。それを補うのが、各種のいいところを混ぜて挽いたブレンドなのだ。で、お店もメーカーもその調合に命をかける。

 僕は昔、コーヒー専門店で一年間毎日コーヒーばかりつくってたので実は詳しい。よく、ストレートを注文する奴もいるのだが、まあ気取ってる、通ぶってるだけでね。とくに今どきは誰が淹れてもうまいコーヒーができるので、ブレンドは大事だ。

 酸味を好む人はキリマンやコロンビアを中心とすると。りんごジュースでいえば、やはり紅玉を入れないことには酸味が出ないので、ジュースのためには紅玉の生産を絶やしてはならないな。仮にこの世から紅玉がなくなったら、僕がりんごジュースを飲むことも、アップルパイを食べることもなくなるだろう。

 今週の結論はりんごジュースもコーヒーもブレンドが一番ということだが、日本代表も鎌田を中心にしていろんな個性がほどよくブレンドしてくれることを祈ろう。アメリカ戦のような戦いができれば。

 今週の競馬はエリザベス女王杯。近走を観ると牝馬三冠のデアリングタクトが危うい感じ。イズジョーノキセキ、ジェラルディーナ、スタニングローズ、デアリングタクト、ナミュールのボックスとしようか。

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