スタッフコラム ~親孝行の方法~

結婚してから、両親とは離れて暮らしている。

なかなか日頃会えないので、親孝行の機会を逃すことが多いのではないかと感じていた。もちろん、電話をしたりメールをしたり、近況を知らせることも親孝行のひとつになるとは思うが、“親孝行、したいときに親はなし”というフレーズを聴くと、親孝行しなくては!という気持ちが高まる。(現在そういった機会が持てない方々には申し訳ないことになるが、実体験を記したい)

ある時、体調を崩し検査をしましょうと医師から提案された。実際に検査の予約が取れたのは、結果としてだいぶ体調が戻ってきてからだった。

まあ、検査が好きな人は多くはないと思うが、私自身も、“体調が良くなってきたから、まあやらなくてもいいか”と思っていた。それを両親に伝えたところ、「あの時検査を受けておけばと思わせたくない、親孝行だと思って受けてくれ」と言われた。

ちょっとショックを受けた。当たり前だが、私の健康を両親は心配してくれている。本来は逆の立場にならないといけないことなのだと思う。うまく説明できないが、私がきちんと生活し健康状態を保つことそのものが、両親にとっては親孝行となる。何かしてもらう、何かされることを望んでいるのではない。そんな両親の思いが伝わり、胸が熱くなった。

結果、検査を受けた。検査はちょっと…、かなり負担に感じたが、達成感があった。喜び勇んで報告できた。幸いにも悪い所見は出なかった。受けて本当に良かった。こういう形での親孝行もあるのだと思った。p>

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