今となっては死語ですが、ひと昔前は、“おふくろの味”として定番の“味噌汁”。
野菜たっぷり+発酵食品の味噌を使った万能食であり、栄養バランス補充のために、家族の健康のために、ほぼ毎日のように作ります。
が、私は基本的に、自分の作る味噌汁が好きではありません。
一から出汁を取っているわけでもなく、顆粒の出汁を使っているので、手間もそんなにかけていません。
家族は喜んで食べるので、そんなに不味いものを作っているわけでもないのかもしれないのです。
が、いざ食卓に出しても、自分では食べるのが最後になるし、場合によっては食べることを忘れます。
ちなみに、自分の母親の作る味噌汁は好きだったし、外食先での味噌汁も好きです。
また、例外的に豚汁は好きですし、すし屋のカニ汁とか海鮮汁も好きです。
そして比較的、豆腐や油揚げを入れたがる傾向にあるので、タンパク質の旨味が入っているものは好みなのかもしれません。
他の味噌味の料理は好きなので、味噌が嫌いというわけでもないと思います。
なぜ、自分の作る味噌汁が好きになれないのか・・・
これを追求していくともしかしたらものすごいトラウマにぶち当たるかもしれない・・・
とひそかに思っていますが、それはさておき。
そんな中、この夏、私の狭い“味噌汁ストライクゾーン”に、新たにヒットした希少なメニューがあります。
それは、“トマト味噌汁”
もともと味噌汁にトマトを入れるという発想はありませんでしたが、とあるマンガで主人公が「おいしい!」と言っていたのを見て、ふと作ってみたくなりました。
入れる具は、トマト、レタス、豆腐。
好みの豆腐が入っているからポイントが髙いのかもしれませんが、それを除いても、トマトの酸味がさっぱりしていて、おいしい!
しかも、ほとんど煮込まなくていいので、沸騰させて出汁入れて具を入れて味噌とけば一瞬にしてできる!
私の味噌汁ヒストリーに革命が起きた瞬間でした。
それ以降、10日に1度くらいの頻度で作っています。
皆さんもよければ試してみてください。