午前中に気管孔を前のようなチューブで塞ぐことになった。今まで使ってたのは大きすぎるので、幅12ミリ、深さ8ミリのものに変更。これに替えればやりやすくなるかと思ったが、また勝手が違うのか、ちょっと後退。
ほんとにこれはもう尺八を始める初心者のようなものなのではないか。フルートは最初にちょっとでも音は出るが、尺八は「首振り3年」とか言うからね。
さて、今度こそ聞き取れるだろうと録音したものを看護師に聞かせたが、やっぱりわからないらしい。残念。
吹き込んだのは「KDDI」だった。答えを教えると彼女はおおいにうなづき、「言われてみれば-」「もうそれにしか聞こえない」と言う。そうか、昨日よりは近づいているのかな。しかし、時事的なものを取り入れるのが僕らしいでしょ。
僕は古い人間なのでスマホで決済とかはしない。昨日のKDDIの通信障害では、通話するのは固定や公衆電話で何とかなるけど、気の毒だったのは、たとえばコンサートで開場に入れない人だ。ああいう個人的なものは、たぶん補償外になってしまうのではないか。たとえばこれが飛行機に乗る前だったらどうなるんだろうか。僕の場合は、いつも紙資料だから大丈夫だけど。
まだ手術痕がちょっと炎症を起こしているので、退院はできず。早ければ週明けと言われていたが、まあ、まだまだ「首振り」の段階なのでそれでいいか。病院はとても涼しくて、ほぼ24時間猛暑を回避できるしね。