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菅野所長のエッセイ:甘い罠

今週はどうも睡眠がよくないので身体がきつい。
今年締め切りの仕事を今月中に終わらせてしまおうと考えているのだが、以前のようにはちゃっちゃといかないのである。それが気になって眠れないのだ。前なら1週間くらいでできるのになあと思うと、それもまたふがいないし。まあ、しかたないか。涼しくなったのはいいんだけどね。

小池か安倍かの選択選挙になるのかと思われたが、都知事は不出馬の意向であるという。意外と反発が大きかったからか、そして過半数を取れそうもないと思っているからなのか。都議2人の離反もあり、足下も揺らぐしで、どうも形勢はよくない。都知事、総裁、どちらも失ってしまう不安の渦中にあるのかもしれない。ちなみに都議の離反は正当だ。小物だから影響は小さいけど。

小池、安倍、どちらも独裁タイプなのはどうかと思うが、あらゆる面で、能力的には小池が圧倒していることを思うと、選択選挙になってほしいのだがね。これでは安倍政権の信任選挙にとどまってしまうぜ。しかし、まだどうなるかわからない。彼女は、状況を冷静に見てるんだろう、今のところは。
とにかく、旧民進、共産の票は望めないにしても、数合わせであっても200人くらいの候補が出ることだし、浮動票がどう動くかにかかっている。はたして大きく動くかどうか。大阪維新のときくらいの票数は最低あると思うが、それじゃ政局は動かないしね。

イメージとしては、関連会社を束ねる本社の社長が安倍、同族企業の社長が小池という感じだな。どちらもワンマンで、民主的という言葉はよく知らないようだが、要するにベストを選ぶわけじゃなくて、ベターを選ぶ選挙。民進の解体によって、今後長い間、われわれはそういう選択をしていくことになる。

先日、新潟県で、選挙によって原発誘致をやめた巻町のその後、誘致した柏崎のその後についてのドキュメンタリーを観た。柏崎市では、巨額の原発マネーが毎年降りてきて、その後他町などを合併しているにもかかわらず、人口の減少が止められない。あらたな事業を始めるも失敗し、原発関係施設の維持費に苦しんでいる。つまり原発によって繁栄などしていないのである。言っちゃあ悪いが、貧しいからと言うよりも、知恵のない行政が原発を呼び込み、そしてそれに依存し、前にも増して廃れていくという構図はたぶん柏崎だけではないんじゃなかろうか。
安易な誘惑に気をつけなきゃいけないのは会社も同じだな。
本気かどうか知らないし、その本当の意味を分かっているのか疑わしいけど、「原発ゼロ」を公約とする小池新党のほうがまだいいんじゃないかと、この番組を観て再度確認したのであった。何より今の政権は嫌いだし。
さて、先週のスプリンターズステークスはやっぱり難しかった。あんなのはとても当てられない。凱旋門賞は、本命エネイブルの強さが際立った。そして日本期待のサトノダイヤモンドは予想通りの惨敗。馬券は取ったがガミガミだった。
今週はGⅠはないが、豪華メンバーのGⅡ毎日王冠。調教を見たら⑫サトノラーゼンがすばらしく、これを本命としたい。春に念願のGⅠを取って一皮むけたのではないか。それでも5~6番人気のようだし。①ソウルスターリングとの3連単マルチが本線。相手は②マカヒキ④アストラエンブレム⑦グレーターロンドン⑧リアルスティール。

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