能登の方々に１日も早く安寧の日々が訪れますように。

　さて、アジア杯の敗退が今も心に痛い。イラクと同じように、イランも強かったなあ。しかし、そのイランもカタールに負け、これで日本、韓国、オーストラリア、イランのアジアのトップ４が決勝の前に姿を消した。今のアジアサッカーはどうなっているのか？

　まあしかし、前々から懸念されているように、森保采配には疑問が残る。なんであそこまで調子の悪い板倉を替えないかねえ。僕は板倉のプレーを観ながら、ひょっとしてライバル国から買収されてるんじゃないかと思った。いやそうじゃないよな、と思い直した。次に思ったのは、家族を人質に取られてるのかもしれないだった。そういうことでもないと、あんなプレーをする理由が見つからないんだ。板倉には悪いけど、そんな想像を呼び起こす内容だったんだよね。ま、冷静になれば、足を骨折しての復帰戦のようなものだし、前半にイエローもらってるし、イランは強いし、なんだが。

　ならば交代させればいいのだが。谷口、町田と十分な交代要員もいるのにね。しかし、交代は久保と前田を、南野と三苫にしただけ。もう訳が分からない。

　まベンチワークが良かったとしても勝てたかどうかはわからないけどね。でも、負けてもいいから納得するような負け方をしてくれ。

　今回の敗因のひとつは、富安が言うように、やはり熱量が足りなかったことがあるような気がする。カタールに負けたイランの選手は泣いてたもんね。日本はそこまでじゃないでしょ。ワールドカップのときとは明らかに違う。誰も怪我を恐れないようなプレーはしないもんね。みんなヨーロッパのそれぞれのチームに無事で帰ることを優先してるからね。それが悪いわけじゃない。でも、中東の選手のように、この一戦にすべてをかけて向かってくるチームにはそれでは勝てない。７，８割の力で勝てるほどじゃないということ、それがアジアでの日本の立ち位置ということがわかった。これがW杯の予選だったらまた違うでしょ。と思いたい。

　もう一つの代表、なでしこジャパンも、五輪アジア予選が佳境に入ってくる。今月末には北朝鮮との２試合。なでしこも海外組がほとんどだが、絶対的中心であるマンチェスターシティの長谷川唯が、昨日はトッテナム戦でスーパーゴール。いっこうにビルドアップできない男子代表にもこんな選手がいればなあと思う。攻守で異次元のプレーを見せる長谷川唯は、今現在の女子サッカーで世界一の選手と言ってもいいんじゃないか。

　でも北朝鮮はとても嫌なチームだ。宮澤は怪我でいないし。熊谷をスタメンから外すことができるか、それが鍵かもしれない。