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菅野所長のエッセイ:政治と品格

いやあ、2週連続で日曜をつぶすとさすがに疲れるようだなあ。今週は身体がだるくてしかたなかった。しばらくはおとなしくしていよう。

川崎で、ヘイトスピーチデモの公園利用を市が許可しなかったが、警察のほうでは道路の許可を出した。できたときから大丈夫かと思っていた対策法だが、やはり実効性には欠ける。難しいところだ。デモをする自由は誰にもあるものな。トランプが大統領候補になるのがいけないということはないのと同じでね。方向は違えど、中国みたいになってはいけないのだ。しかし、下火になったとは言え、ああいうデモがまだ続くとしたらどうにかならないものかと思う。

法の緩慢さというところでは、都知事を懲らしめることも簡単にできない。どうも本人は逃げ切れると思っているらしく続投への意欲を見せているが、悪い冗談である。先日の朝のニュースショーで野党の都議を呼んでいろいろ訊いていたが、共産党のおばさんとかは「都民の声が」を連呼するだけでまるで論理的でなく、民進、維新、生活ネットも低レベル。マシだったのは音喜多という若い都議だけだった。

「都知事以前の疑惑は、ここでは問題ではない、都議会で審議することではないと言われたたらどうするんですか?」という司会者の問いに、他の4人が答えられない中、彼は「以前のことであっても、今問題となっているのは知事としての資質であるのだからそれも追求できる」と答えた。「資質」を「資格」と換えたほうがいいとも思ったが、彼はわかっている。質問は全部彼にやらせればいい。が、そうもいかない。もし自公の都議が追求の手をゆるめたらほんとに逃げ切られちゃうんじゃないかと心配である。舛添は口だけは達者だからね。しかも解散をちらつかせたら皆及び腰になるし。

百条委員会も開かず、今回逃げ切られたら、これはもうリコールだな。参議院選が終われば署名を始められるわけで、都知事をリコールするという政治の僥倖に自分も参画したいものである。

過日のオバマの広島訪問だが、言うこととやっていることは矛盾だらけだとしても、スピーチ自体はなかなかいいものだった。オバマだけでもないが、諸外国のトップのスピーチや佇まいを見ると、日本の政治家とは格が違うなと思う。中国、韓国もだが。今までかっこいいなと思ったのは周恩来だけかな。古いが。見るからに知性と品格を備えている政治家って、かつて日本にいたのか? いや記憶にないな。日本ではそういう人は政治家を目指さないもんなあ。

とくにG7で安倍は「状況はリーマンショック前と似ている」などと何の根拠もない戯言で世界の失笑を買ったが、よほどひどい経済ブレーンがついていて、それを鵜呑みにしているようだ。消費税の延期も、何をどうしたらいいのかわからないだけでなく、それならばとにかく選挙の後にしようということである。最初反対してた閣僚たちもすぐに追随するし。
大臣も知事も議員も都議も、昔から「政治屋はいるが政治家はいない」と揶揄されてきた通りにそれを繰り返しているが、もうしかたないね。でも、国民投票やリコールの権利くらいは残してくれ。

さて、先週のダービーは僕の思っていた3強が1,2,3着。46倍しかつかなかったのでガミガミだが、まあこれも当てたのでG1・5連勝だ。今週は安田記念。これが終われば前半のGⅠは中旬の宝塚記念だけだな。
本命はやっぱり世界のマイル王である⑧モーリスだが、どうも100%の調子ではなさそうだ。それでも勝っちゃうかもしれないが。いちおう3着以内には入ると見て、⑨イスラボニータ、⑦サトノアラジン、⑪リアルスティールを相手の3連単マルチを本線としよう。この4頭のボックスもありだな。とくにイスラボニータはちょっと人気が下がっているので狙い目ではないのか。sういえばイスラボニータっていう馬は見た目なかなかヒン格があるんだよね。

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