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菅野所長のエッセイ:徒然な一週間

 今週のニュースで目を疑ったのは、「セレッソ大阪がフォルランを獲得」だった。不景気にあえぐJリーグでは、大物外国人選手が来ることなどほぼ皆無。すごかったのは初期の頃だけだったもんな。久しぶりの驚きである。それにしても、不動のエースのはずの柿谷の立場はどうなるんだろう?

 本田のACミランデビュー戦もしっかり見た。これはもう予想通り、ビッグクラブでもやれる実力を示していた。ゴールが決まってれば言うことなかったが。と思ったら、数日後の初先発ではしっかりゴールを決めてるし、まったく問題ないね。とは言え、ミランはいつの間にかひじょうにバランスの悪いチームになっていて、カカーとバロテッリ頼みといったところか。ここの中盤に本田が入るのは大きい。

 長友もゴールを決めたのだが、こちらはダイジェストでしか見られなかった。その同点ゴールはまあまあという感じだったが、オフサイドを取られて幻となった2点目のゴールは素晴らしかったね。すっかり調子に乗っている長友だが、一説にはレアルやマンUが狙っているというのも多少はうなづける。実際、本当かはともかく、マンUがオファーを出したという最新ニュースまである。デフェンスだけなら合格だし、これに攻撃力が加わればさらなる飛躍は可能だ。しかし、長友の得点はいつもマグレっぽいからな。

 そのマンUはけが人続出で、こうなるとさすがに香川にも出番が回ってくる。先日の試合を観た人は、得点こそなかったもののひじょうに良い出来だったと評価していた。

 鹿島の大迫がドイツ2部のチームに移籍。2部ならけっこうやれるだろうな。たぶん、クラブ側も、一年くらいで他チームのオファーを受け、移籍金で儲ける算段と見た。もちろん大迫もそのつもりのはずである。現実になるかどうかはともかく、長友の場合も、移籍金は相当らしいし。

 フォルランが来ることに驚いたわけだが、考えてみると情勢は昔とは違い、いまは日本人選手が海外に大事な商品として移籍される時代なんだな。長友も、本田もそうだし。つぎは柿谷あたりか。

 国内では、浦和に広島からGK西川が移籍だと。これは大きいぞ。キャンプテンシーとかは除いて、単にGKとしての実力なら川島より西川のほうが上だろう。いつも補強を繰り返し、たいして成果のでない浦和だが、来シーズンは相当期待できると見た。

 サッカーばかりじゃない。BSかWOWOWだったか、アデルのライブもよかった。サンタモニカの小さなクラブでのアコースティックライブ。ピアノとギターだけ。あのロイヤルアルバート・ライブとはまったく違う趣で、むしろこちらのほうが良い。

 と、そう悪い感じではない過ごし方と言えるのだが、金曜はいつになく早く目が覚めてしまった。しかたなくニュースなどを見ると、そうだった。阪神の震災からちょうど19年である。もう19年か。神戸でも早朝から起きておられる方が多いことだろう。
 神戸の消防署が災害時の優先事項を消火にし、救助は後回しだと住民会で説明。住民も納得。その関係はひじょうに成熟していてかえって胸に迫る。消防関係者も、忸怩、断腸の思いだろうが。当時の記録は消防署の刊行誌に詳しく、署員にとってものすごい状況であったことがわかる。それを描いた芝居「オレンジ」、何年か前に観たが、まだどこかでやっているのだろうか。

 都知事選の候補者がほぼ出そろった。見所は、小泉進次郎がはたして舛添の応援をするのかだが、どうもこのままではそれはないようだ。すると、やはり舛添は負けか。それはいいのだが、細川の殿様、76歳っていうのはどうなんだ? 

そのまんま東は勝ち目がないとみて出馬せず。これは喜ばしい。確かに勝ち目ないし。もう政治のことはいいから、パチンコ屋の営業にもっと精を出してなさい。 それでもアントニオ猪木よりはマシでしょ。ロッドマンとかね。小遣い稼ぎなら政治は利用しないことだ。

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