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菅野所長のエッセイ:見え見えの罠

 

やはり心配していたとおり、感染の小爆発が起きている。これに対して、首相は「マスク会食」を薦め、都知事は得意げに「5つの小」を薦める。国家の首相、有数のメガシティの首長がこんなことを言っているのだから情けないたっらないな。何度も言うように、それは国や行政が行う「対策」ではないのだよ。保健所のセミナーならわかるけど。

こういうのは国民に責があると言っているようなものだが、今まで世界的に低い数値でいたのは、国民の努力と忍耐、節度のおかげだということ、自分たちの失政を国民がカバーしてくれていたことがまだわかんないのかねえ。呆れちゃう。ということで、何らの対策も打たないようだから、拡大は止まらないと見るべきだろう。首相は「経済とコロナの両立」なんてのも、よく考えれば対策は特に打たないと言っているに等しい。ある議員が「パンツは脱がないでトイレに行けと言ってるようなものだ」と絶妙なことを言ってるな。

IOCのバッハが来ていて、「中止は考えない」という前提だという。愚かなことに、首相も都知事もこれに乗っている。やりたいと言っている人間は、それぞれに大きな利害を抱えているのは明らかだ。とくにバッハは、中止になるとIOCの放映権収入がゼロとなり、私腹を肥やせなくなるし、次の会長選が危うくなるから必死だ。日本と日本人がどうなろうが知ったこっちゃない。首相と都知事なら国益というものををよく考えなくちゃね。仮に放映権料が日本に入るならまだいいけど。
IOCの私欲をはねつけ、自ら中止を決断すれば、多くの人は拍手を送るのではないか。もし、やるとしても、まともなかたちにはならないので、膨大な損失は見えてる。だから、放映権料の半分は日本によこせと取引したらどうか。そうじゃなきゃやらないと。それくらいの駆け引きができんのかね。
そもそも日本も世界も当分この感染爆発は止まらんよね。しかも、世界的には東京でオリンピックが開かれようが開かれまいがどうでもいいことなんだ。日本一国だけが、IOCの仕掛けた蟻地獄にはまることはない。つまりIOCは日本を犠牲にして利権を守るという考えなのである。それにまんまと乗っているわけ。

コロナにしてもオリンピックにしても、要するに、まともな政治をしなさいということを僕は言いたいのだな。氾濫をテレビで傍観しているだけじゃダメだよね。都知事なんかは「とにかく様子を見ましょう」と言い続けるだけの、おばさん教師かカウンセラーに見えるな。

さて先日はサッカー代表の国際試合、メキシコ戦があったな。FIFAランク27位と11位の戦い。しかし、そこにはものすごい差があった。日本も前半惜しい場面はあったが、それは10分間くらいのものか。ほとんど蹂躙され続けたな。0ー2の点差以上、内容的には0ー5くらい。メキシコは強かった。

確認できたのは、あのレベルで通用するのは、鎌田、遠藤、富安の3人くらいということかな。11人中3人では無理だね。他には大迫がいないとFW陣は機能しないこと。左のサイドバックを強化しないといけないことなどあるけど。采配も何だかなーという感じだったしね。森保もポイントがどこにあるのかわかってない感じがする。ま、アジア予選ならなんとかなるけどね。とにかく、ガッカリだった。

今週の競馬はマイルチャンピオンシップ、来週はジャパンカップと続く。サッカーと違って、この2レースは長く記憶に残る名勝負となるだろう。どちらもそれくらい強く豪華なメンバーだ。

マイルCS、④グランアレグリアの強さは異常なくらいだ。もしこれを負かす馬があるとすれば快速の逃げ馬②レシステンシアしかないかな。
本命は④グランアレグリア、対抗は⑰サリオス、単穴が②レシステンシア。以下⑥ラウダシオン⑦アドマイヤマーズ⑧インディチャンプ。グランアレグリアの頭固定3連単と④グランアレグリアから②、⑧、⑰の3連単マルチ。けっこうふつうの馬券。でも、馬券よりも眼に焼き付けたいレースなのである。

 

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