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菅野所長のエッセイ:ガッカリ週間

今週は何かと話題の多い1週間ではなかったか。

 とは言っても最初の頃のことはもう思い出せないなあ。確か明け方に大きな地震があった日があって、ああそうだ、月、火と珍しく飲みで遅くなって、その夜だった。最近はお酒の抜けが悪いので、そんな時間に起きてしまうと一日が面倒なことになる。で、何とか二度寝したのだが、あんまり気分は良くない。ああ、今日はちょっとしんどいかもと、グダグダと出かけるのもおっくうな気分だった。

 そこへ持ってきて、BSでは、レンジャースとヤンキースの対戦、ダルビッシュ対黒田である。日本では観られず、アメリカならではの対戦。これがまたしびれるような投げ合いで、今日が仕事でなかったらどれだけよかったかと思わずにはいられない。ぎりぎりまで観て家を出たが、引っ張られすぎて後ろ髪がごっそり抜けてしまった。いや、それは10年くらい前から抜けてたか。

 終わってみれば、ダルビッシュの準完封劇、10三振。ヤンキース相手だからなかなかである。一方、ヤンキースよりも強力なレンジャース打線を細心の投球術で2点に抑えた黒田も大したものだったが、今回は投げ負けた。向こうの新聞は「黒田はGOOD、ダルはGREAT」と評した。確かに、ダルビッシュは途中から明らかに相手を見下ろしていたね。まるで日本でいるときのように。ああなれば、もう大丈夫。打線は全米一だし、20勝も可能ではないのか。まだ気が早すぎるか。とにかくこれをずっと観られなかったのがガッカリ。

 21日にはリーガ・エスパニョーラの天王山、”クラシコ”(本物の)があった。バルサが勝てば連続優勝の目が強まったのだが、今回はレアルが意地を見せた。バルサも何か調子がよくなかったが。と思っていたら、24日、チャンピオン・シリーズでバルサがまさかの準決敗退。おまけに翌日にはレアルがPK戦の末同じく敗退。決勝で両雄の激突を観たかった世界中のファンがガッカリ。当選僕もガッカリ。楽しみにしてたのになあ。しかし、これはどう見ても日程が左右した。スペイン勢にはあまりに過酷なスケジュールである。スペインにはスケジュールを有利にするだけの政治力がなかったということか。

 政治といえば、小沢判決。当然のことながら無罪。そもそも検察審議会による強制起訴がインチキだったとわかってもなお裁判が続行していること自体がおかしい。しかし、あれほど小沢叩きに狂奔した大手メディアはなお未練がましく「これですべてが終わった訳じゃない」的な論調である。無罪となって少しはしおらしくなると思ってたが、これにはガッカリというよりも噴飯。まったくこいつらときたら、何がほんとの悪なのかは追求しようとしないな。つまりはネタを提供してくれる検察側とズブズブで、マスコミのあり方を問題視する小沢は仇敵だ。しかして両者の利害は一致、なおかつ民主の反小沢勢力や自民とも一緒、この数年大同団結の感だった。僕は別に小沢一郎が好きではないのだが、正義の側に立っているかのような連中の悪行というのは実に許せんなあと思うのである。

 競馬は先週大敗した。その前に大勝ちしたからといって調子に乗ったらあかんね。今週は天皇賞。逸走した前走でますます怪物ぶりを見せつけた⑱オルフェーブルだが、今回はどうか。これを負かすとすれば、⑯トーセンジョーダンしかいないのではないか。この2頭の3連複、3連単だが、人気サイド。3着に人気薄が来そうな気もするが、はたして?

 音友からは松岡直也とウィシングのライブがあると教えられ、なおかつ昔のメンバーと聞き、それは是が非でも行こうと返したのだが、とっくにソールドアウトだったそうな。キャンセル待ち50番では絶望である。ほんとにガッカリ。こんなに残念なのも久しぶりか。競馬で負けるより痛いなあ。
 

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