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菅野所長のエッセイ:しがらみから離れて

 先週のちょっとしたがんばりが効いたのか、かなり順調になってきた。今月末締め切りの仕事も90%以上は終わったね。もうひとつのほうは内容はともかくも、もうできたし。週末から出張にいくことになっていたので、それまでにメドをつけようと思っていたので嬉しい。
 のはずなのだが、睡眠のほうはあいかわらずだった。眠れなかったり眠れたりで。しかし、昨晩、ひじょうに珍しいことに、ものすごく愉快な夢を見てしまい、夢の中で大笑いして、それで目が覚めた。結局、2時間半くらいしか寝られなかったのだが、これも仕事のめどが立ったからかなと思い、気にしないことにした。悪夢ばかりの先週や先々週までとは大違いである。自分の気が小ささにはほんとに呆れるが。

 しかし、いいことばかりではないね。実はぎっくり腰を2ヶ月前にやってからしばらくして、何となく右肩が痛くなっていた。腰のほうが緊急の課題なのでまあいいやと放っていたが、腰がよくなってきたけれども肩の痛みは治まらない。前よりもちょっと痛みが、増している。

 そんなにすごいものではないが、この痛みには覚えがある。いわゆる50肩だな。20年くらい前に左肩がそうなり、おさまるまで一年から一年半かかった。奇しくも、あのときもぎっくり腰を併発していたな。あれとまるで同じである。しかし、40肩、50肩というくらいで、年齢的にこういうことがあるのはおかしいんじゃないの? と不条理感はあるのだが、それだけ俺は若いんだ!と勝手な解釈をしている。 ストレッチ的な動きをすると痛いが、何もしていなければ大丈夫なので、ぎっくり腰に比べればどうということもない。ゴルフはちょっと心配だが。ま、いずれ良くなるのはわかっているし。

 昨日の衆議院憲法審査会、合憲と言ってくれるはずだった長谷部氏が「違憲」と明言して自民党は大あわて。官房長官の強弁と、例によってマスコミがあまり大きく取り上げないのがどうかと思うが。

 ところで、この長谷部氏、僕は、その本質はともかく、ずっと御用学者だと思っていたが、そうでもなかったのか。
 実は昔、僕の勤め先の大学に若かりし頃の彼が入職してきて、委員会などでも知っている。ひじょうに切れる人で、何もかも見抜いている感じだったが、それはあくまで秘めて出さない、そんな印象を強く持った。
 というのも、法律アカデミーというのは、他の文系と比べてもちょっと異色で、学閥、師弟関係などのしがらみがものすごいようなのだ。法学界の中で、とうに恩師や先輩なども抜いていたのではないかと思うのだが、しかし、おいそれと頭をもたげるわけにはいかない世界のようだった。あるとき、特別でもない原稿の依頼をめぐり、なぜかそれを断る彼の姿に、とんでもないところなのだなと僕は思ったのだった。

 ひょっとして、もう還暦も近くなったか、それくらいの年だったかして、さまざまなしがらみから自由になったのか? よくわからないけど。自分のサイン代わりにブタの絵を描くというなかなか面白い人ではあったんだよな、そもそも。でも、自分の場合は、そんなしがらみも関係なく、全く自由にやってきてほんとによかったと、ここへきてまた実感している。
 
 さて、ダービーは予想通り、リアルスティールの距離不安が的中。ドゥラメンテが1着でも154倍とはなかなかいい配当だった。よく考えれば、メインレースだけならけっこう当たってるなぁ。そろそろ春のGⅠシリーズも終わりか。日曜は安田記念。好きなレースなので見られないのが残念。 今年になって、その怪物的な素質を開花させてきた⑥モーリスを本命にしよう。対抗は⑩フィェロだが、これといつもいい勝負の①サンライズメジャーも同格か。それからの3連単マルチと、モーリス1着固定で少し手広く。

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