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菅野所長のエッセイ:さまざまな雪

 今週は東京も寒い。今年一番の寒さだ。明日は野暮用があるので、休まなければならないので、今日のうちにアップしておきます。と思ったら、明日は10年に一度レベルの大雪予想。面接にこられないひとも多いかもしれない。

 さて、日曜にスキーに行ったときに頃は4月の陽気だった。前日の予報は「雨」。しかし、晴れ男の面目躍如、見事に晴れた。それはよかったが、肝心のスキーのほうがダメダメで、全然身体が板に乗らず、スピードについていけない。最後の一本あたりでこうすればいいんだよなあと取り戻してきたが、それで終わり。日帰りスキーは初めてだったが、もう一日あればかなり戻るだろうなと。
 しかし、久しぶりのスキーは疲れる。ほとんど行かない上越の雪だしねえ。途中からは、200メートルも滑ると筋肉がもたなくなり一休み、そしてまた滑り出すという感じで、その調子でリフト3本分くらいで休憩だ。でも、そのときに飲むビールは最高だった。ゴルフなんかよりもはるかに沁みるなあ。帰りに練馬でちょっと飲んで帰ったのだが、気がつくと朝方の4時過ぎだった。ちゃんと着替えてベッドに入っていたが、いつ寝たのかも覚えていない。逆算すると、9時前には寝てしまったようだ。こういう眠り方は理想的である。翌日以降、懸念された筋肉痛もたいしたことはなかったし。ただ、駅の階段を登るのがちょっときつかった。
 このところ冬の間は運動しないけど、これからはときどきスキーをやってみようかなと思った次第である。

 で、開会式前からソチでは競技が始まっていて、昨夜は大好きなモーグルを観た。5回目出場の上村愛子、もう34歳だが、昨日はひじょうにいい出来だった。彼女としてはほぼ満点と思えたが、それでも7位。やはり世界の壁は厚いということか。この一年くらい競技を辞めていたのも大きかったかもしれない。
 まあ、事情はあるんだろうが、別にケガしてたわけでもなし、そんな迷いの中にいたのなら勝てるものも勝てないとは思った。仕事ならば、辞める辞めないの選択なんてないもんな。働けなくなるまでやるもんだとハナから決まっているからね。メダルが取れないからという理由なんだろうが、ジャンプの葛西のような競技に対する覚悟ではないなあという印象である。僕は上村のスキーがひじょうに好きなだけに今のところそこはちょっと残念だった。
 とくに採点競技というのは審判のイメージが大事で、よい滑りを審判のイメージに植え付けていないと点は取れない。昨日の上村の出来で7位、それはないよ、もっと上位でしょうと思ったのだが、こうした競技はオリンピック前から戦っていないとダメだということだ。

 これに比して、女子ジャンプの高梨沙羅ちゃんなどはすごい。ワールドシリーズ13戦して10勝、とくにこの2戦は逆転での2連勝という結果を残してソチ入りである。こうなると、審判も他の選手もほぼ沙羅ちゃんが勝つだろうと思っている。実際は勝負が決しているわけではないが、今回の逆転の2連勝は、一本目にリードした選手に対して、2本目で沙羅ちゃんがいいジャンプをして、プレッシャーでがちがちになった一位の選手が失敗ジャンプをするというパターンである。これはもう間違いなく強者の勝ち方だ。
 ま、しかし、オリンピックは別物だからなあ。でも勝って欲しい。小さな身体にものすごい大きなものを背負っている彼女のことを思うとね。

そういえば、大雪となると競馬は中止になるまもしれないなあ。

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