菅野所長のエッセイ:7年後の憂鬱

 先週はほとんどこっちに来なかったので、エッセイを書かずじまい。どうもあんまり書くこともないのだが。毎日、平々凡々なのだろうか。

 先日、コンビニの前にならんでいる人に見覚えがあるなあと思ったら、ケーブルの釣り専門番組「釣りビジョン」に出てくる人だった。さすがによく日焼けしている。この人は、トラウト系が専門で、北海道とかのロケが多い。銀座にいるのは何かヘンだ。5月に沖縄に行ったときにも、この番組のレギュラーとすれ違った。こちらは大物釣りの番組なので沖縄は主戦場。一月に一回くらいは行ってるのではないかな。
 テレビの常だが、どちらも画面で見るよりだいぶ小柄である。

 僕はこの番組が大好きで、バスフィッシュング以外はほぼ視聴している。その中でも断然のお目当て(だったの)は、「関東沖釣り爆釣会」というシリーズで、こちらは初心者の若い女の子が船で近海ものを釣る企画である。このホステスは交代していくのだが、去年度までは磯部さちよちゃんという子がやっていた。僕はこの子の大ファン。何がいいってすべてがいい。
 本来は、何つうか、アイドル、グラドルみたいなセンで売り出したタレントだったと思うのだが、あんまり売れなかったんでしょうね。そのうち年を重ねちゃって、ほうぼう仕事をこなしていくうちに釣り番組にたどり着いたんじゃないかと、推測ですが。
 とは言え、釣り界ではAKB並みの人気アイドルかもしれない。何しろ、言葉遣いから何からまともでちゃんとしている。つまり芸能界向きじゃないので、いい場所に来たのかも。本人も釣りが気に入っている様子で、釣った魚を料理するとか、船舶免許取るとか、けっこう本気で取り組んでいるようだ。
 とにかく、こんな子は滅多にいないからなあと、現在さちよちゃんがレギュラーを外れているのが残念でならない。と、ひじょうにマイナーな告白をしてしまった、年甲斐もなく。

 さて、猛暑もようやく収まりかけてはきたが、まだまだ暑いことは暑い。どうも安眠できてない感じで、身体が痛かったりだるかったりする。今は毎日、仕事が終わると帰って練馬で寄り道し、一杯やるのが定番。行きつけの店ができると酒量が増えるなあ。

 そういえば、「半沢直樹」を熱心に見る人が、世界陸上で観られないのは許せないと言っておった。うんうん、その気持ちはよくわかるが、陸上好きの僕としては、それはそれでいいんじゃないかと。ここはひとつ許しちゃくれないかと。
 何しろ、高跳びでは、優勝者が、2メートル46の世界新に挑戦するシーンが観られた。ソトヨマル(キューバ)の2メートル45は20年破られていないのだ。失敗だったが、そういうシーンを目の当たりにするだけでも価値がある。
 そして、3段跳びでは18メートルジャンプがあった。陸上の長い歴史でも、18メートルを超えたのは世界で3人目。ジョナサン・エドワーズの世界記録(18メートル29)には遠く及ばないが、その瞬間を観られただけでも幸せというものである。

 そろそろ7年後のオリンピック開催地が決まるが、中東情勢、国情からしてイスタンブールは脱落、東京が本命との噂もある。心配だ。マドリッドになってくれないものか。7年後、原発、汚染水の問題は解決しているのだろうか? 仙台か広島でやるんならいくらでも応援するけどね。

 時勢に便乗して、ケーブルテレビでは「東京オリンピック」(監督 市川昆)を何度もやっている。懐かしい。僕は小学生6年生だったけど、あのときは確かに意味があったんだな。ちなみに、当時は環七を「オリンピック道路」と呼んでいたものだった。

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