菅野所長のエッセイ:27年目の日曜日

今週、東京は珍しくも雨が二回降った。乾燥していたからいいことだな。でも、今日はすごく寒く、さすがに真冬用のコートを取り出した。そういえば、今朝はすぐにエアコンをつけたが、なかなか暖かくならなくて壊れたのかと思ったら、なんかの拍子でスイッチが「冷房」になっていた、という独りひそかな笑い話。

オリンピック、やる気満々の人たちは、追加予算を何千億も計上するけど、政府も都も、そんな金があるならコロナ対策につぎ込めと思うのは僕だけだろうか。ワクチンの開発が進んでいることが追い風となっているんだろうが、日本を含め全世界に行き渡るのはまだまだ先のことだろう。ま、コロナにかんしては、早くも接種の始まる英米の様子を見てから慎重に始められるのはいいのだがね。
ほんとにやるのか? やりそうだな。

でも、さらにまた金が足りないと予算が膨張することになるし、スポンサー収入以外で当てにしていた入場料は激減だし、つくった施設は負の遺産になるしで、経済的ダメージは計り知れないんじゃないか。そして世界的にはどれだけの国が参加できるのかわからない。これは何だな、かつて西側諸国がボイコットしたロシアオリンピックのような大会になるよな。あのオリンピックはつまらなかったぞ。そういうオリンピックを開催してしまった国、都市、知事として歴史に名が残るわけだ。

というよりも、オリンピックよりもコロナ対策のほうが大事だと思うんだよね。世界でも、日本でも国難だもの。第一波、第二波が終わってから数ヶ月、国や都知事は何をしていたのかと思う。冬になれば感染は拡大するというかなり有力な予想があったにもかかわらず、何もしなかったようだ。「マスク会食」とか「5つの小」とか、「アベノマスク」の笑撃に匹敵する珍言だけが残った。福島原発の危険を知りながら目をつむっていた東電と同じだな。
とにもかくにも、医療体制、隔離体制を整備するべきだったよね。僕なんか、自分でどれくらいの予算を充てればそれが成るかを自分で計算したもん。当然、オリンピック予算(都が1200億?)よりはるかに少なくて済む。
まあ何を言っても彼らの耳には届かぬか。虚しいことだ。

個人的にはいい報告もある。何とあの「こころの日曜日」がマンガ化されるんです。僕がのんびり構えていて、今週に猛烈な追い込みを決めてほぼ完成となった。あれから27年、まさかマンガ版ができるなんてねえ。どういう評判をいただくんだろうか。
でも、故人となった人も何人かいるんだよね。それが年月の流れというものだ。今回巻頭言を書くとき、思い出されるのはやはり高良さんのことだ。彼の原稿も採用されているのだが、喜んでくれるだろうか。

先週のジャパンカップは想像以上のすごいレースだった。アーモンドアイが、無敗の3冠馬2頭を退けて、9冠目を勝ち取った。これで引退。ほんとにすごい馬だ。日本のエレイブルだな。

今週はダートGⅠチャンピオンカップ。断然人気は⑮クリソベリルだが、外枠と調教があまりよくないのが気になる。で、3連複ボックスやフォーメーション買いにしよう。
有力馬は②ゴールドドリーム⑦カフェファラオ⑧サンライズノヴァ⑪チュウワウィザード、これに④エアアルマス⑤クリンチャー⑥エアスピネルあたりをかまそうかと。

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