菅野所長のエッセイ:疑うことは悲しいが

 子どもに与えてはいけない危険なおもちゃを与えてしまったなあ、という印象の安倍首相。前々からこの人を見ると、ランドセルを背負わせると日本一似合う大人というふうに見えてしまう。幼稚園とか、その頃の姿が容易に想像できる感じ。で、そのまま大人になってしまった。

 もう何でもできると思って、好き勝手に遊ぼうとしたものの、アメリカなどの圧力からさすがに96条改正については党内でも慎重論が出てきた。アメリカがより韓国と仲良くなると見るや、在日韓国人へのヘイトスピーチはやめようなどと呼びかける。しかし、基本思想はそうしたネット右翼的な者たちと同じだから、複雑な心境だろう。君たちの考えはいいけどやっていることはダメだよと言っているわけで。沖縄の人が都内で基地反対のデモをすると沿道からは「非国民!」のヤジが飛ぶことにはどう考えているのか。

 マスコミがまた応援してるしね。国民栄誉賞授与の翌日は、長島、松井、そしてナベツネと日テレの社長まで加えての夕食会。ここまでいったら”癒着”と言ってもおかしくないのではないだろうか。別に法律でいけないとはなってないけど、そこまでやるかと。側近で注意する人間がいないんだろうね。菅官房長官あたりは苦虫をかみつぶしてるんだろうが。戦前的なありかたに復古すべく、前から「美しい日本」とか言ってるが、まともに漢字も書けない人に言われるのも何だかなあ。ま、ぼちぼちアメリカの牽制が始まっているんで、暴走も止まることになると期待しよう。

 ゴールデンウィークは3,4日とゴルフで、天気もよくそれはよかったのだが、渋滞を避けるためにすごく早く帰ろうとして、しかし事故渋滞にはまるという運のなさ。しかし、この渋滞、情報がなかなか入らず、最終的にはFM放送で「車4台の事故」というのが入ってきた。なんで道路公団での放送では「車の事故」だけなのだと友人と訝しがっていたのだが、やっと、事故現場あたりについた頃には、事故の痕跡が何もないのである。これは普通ではない。車4台、あれだけの渋滞なのである。狐につままれた思いだが、もとよりひねくれてた考えを持つ僕としては大いに邪推を始めた。これは、事故などなかったのだ、きっと道路公団の車が故障でもして渋滞を招いてしまった。しかし、事実を話すとみんなが怒るので隠蔽したのだ、と。原発を始め、ほとんどの事故や不祥事が隠蔽されることを目の当たりにしていると、もうこういう考えを消し去ることができない。貧しい、悲しい、けれども、日本や中国みたいな国ではつねに疑いの目を持っていないと。

 さて、先週のNHKマイル。期待のレッドアリオンはいきなり出遅れて最後方から追い込むも4着。この馬が一番強いという読みはよかったが。それにしても、ずっと僕の本命は4着である。しかし、8番人気のフラグドグロワールが気になり、かろうじてここからの3連複はとった。
 今週は牝馬GⅠヴィクトリアマイル。本命はハナズゴール。まったく良血とは言えないこの馬が他の良血馬をなぎ倒す姿を見てみたい。相手は困るが、ヴィルシーナとマイネイザベル、レインボウダリア、サウンドオブハート、そしてジョワドヴィーヴル。多いな。しかし、他にも伏兵は多い。が、やはり疑わしい馬ばかりだ。これは当たらん。オッズにもよるがおもに単勝、馬単か。

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