菅野所長のエッセイ:別件逮捕

 ちょうど一年前くらいか、喉に異変を感じたのは。

 しばらく放っておいたが、いっこうに良くならないので、地元の耳鼻咽喉科に行き、ガンが見つかった。大学病院を紹介され、手術。その前後にCT、MRI,PET、内視鏡と検査、検査の日々だった。検査の後は、裁判所で判決を待つという心境である。手術後の結果はいつも無罪だ。でも、無罪なのに執行猶予もついている感じである。

 イメージとしては、頭の上にずっとカラスが乗っかっているという感覚。先週は、そのカラスがどうにかどこかに飛んでいってくれると期待したのにねえ。今度は、前立腺のほうに反応あり。本件で無罪なのに、別件で訴追、拘留されたということか。

 怖いからあまり聞かなかったが、どうもPETで反応が出るというのは、ガンの可能性が濃厚らしいのである。前立腺は10年前に疑いをかけられ、生検の結果セーフだったし、前回のPETでは大丈夫だった。が、今回はどうも危ういらしい。もっとも喉頭全摘となった「10万人に1人」の悪性というようなことはないと思うのだが。

 来週はMRIの検査があり、その結果次第では、またもやあの忌まわしい生検に及ぶのではないかと思う。そこでガンが決定すれば、何らかの治療だよな。放射線? 手術? 程度によるんだろうが。また入院かあ。

 次の入院は、話せるための手術入院だろうと思っていたんだけどねえ。もうこれで大丈夫とか、大丈夫だろうとか期待するとよくないなあ。

 最悪を避けるために、スパッと声帯まで取ったのにねえ。その手術から8ヶ月。ずっと何とか持ちこたえてきたけど、参ったなあ。ここでこれではちょっと気力が持たないかもしれないと思ってしまう。何ともメンタルが弱いな。まあ、さっさと結果がでたほうがいいんだろうね、こういうことは。

 この9月から明るく出直しだと思っていたところが、知り合いの人にはなおも気を遣わせてしまうし、職場にはなおも役立たずのために迷惑をかけ続けるしで、ほんとに申し訳ない。できれば、愚痴っぽいことはこれで終わりにしたいものだ。

 そういえば、ホームページがリニューアルされました。今後ともTCCをよろしくお願いします。

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