今日は忘年会だし、明日は土曜日だしと。もう今年は終わったようなものだ。「お前はすでに死んでいる」と2013年に向かって言っておこうか。
あとは日曜の有馬記念で儲けるだけだぜと、先週の朝日杯で大外16番のショウナンワダチから勝負して惨敗を喫した人間にそんなことを言う資格があるのかと自問しつつ、軽口くらいは大目に見てくださいという気分だ。本来なら、オルフェーブルとゴールドシップとの対決に胸躍らせるはずだったが、近走のゴールドシップの不調は目に余るし、オルフェーブルも凱旋門賞以来の久々、不安要素は多い。ま、しかし、池江調教師の腕を信頼して、やはり本命はオルフェーブル。
相手は、復活なった感じのトーセンジョーダンと思っていたら、これが何と大外16番。2週続けて狙い馬が大外枠とは、年の瀬に来ていよいよ自分の運も痩せ細ったなと、長い間身体的にはデブなのに痩せるものがあったことに妙な驚きを禁じ得ない。でもまあ、しかたない。有馬記念なら大外でもまだいいかと、その2頭⑤-⑯の3連単マルチ。それから、オルフェーブルさえいなかったら3冠馬だったかもしれない④ウィンバリアシオンも買っておきたい。以下、③カレンミロティック、⑩アドマイヤラクティ⑬トゥザグローリーといったところか。あまり突っ込んではいけないので、ほどほどの勝負にしておこう。
今年は何となくダメな年だったからなぁ。来年に向けて、今からレイドバックな物腰でいかないとな。
今週の月曜に免許の書き替えに行ったが、ゴールドになると楽チンである。受付以外は視力検査だけで、講習も30分。最寄りの指定警察署でいいし。とは言え、板橋の警察署は練馬からは不便で面倒くさい。タクシー代がもったいなかった。
それと、このところずっと視力検査が不安で。だから体調を良くしておかないといけないので、寝不足な感じがした先週は行かずに、満を持して今週にしたわけである。しかし、不安は変わらない。「右、上、左」とか同じ問題だろうと思っていたら、2人前の人と直前では違っていた。そんなマメにやってるの? 緊張。でもぎりぎりセーフのようだった。試験官に「右目が弱いですね」と言われてしまった。両目裸眼で0,7以上あるからいいじゃない。
とにかく、目の良かった母親の遺伝を継いだのか、この年になっても老眼にならない。近視が年々進んでいくだけ。しかし、眼鏡なしでも、新聞、雑誌何でも読める。もちろん運転にも何の支障もない。
小さい頃にまったく勉強をしなかったのも良かったのだな、たぶん。小学校だか中学校だか、いやひょっとしたら高校かもしれないが、「家でどれくらい勉強しますか」というアンケートがあって、実はゼロだったが、それを書くのは何となくはばかられたので「30分」と書いたことがある。見栄を張ったわけ。ま、中学からは試験前はちょっとやったけど。でも、試験の日に周りが「昨日は夜中の3時までやった」とか「徹夜した」なんて言ってるのを聞いて愕然としたものだった。僕はだいたい起きていられないので、12時を過ぎるなんて経験は中学まではまったくなかったもんな。暗い中、蛍光灯で勉強するのが目に一番いけないらしいし。
とにかく、この調子で行けば、最低あと5年くらいは裸眼ですべて大丈夫な感じがするね。あ、でもゴールドといえばゴールドシップか。
昨日若いカウンセラーたちと飲みに行って漫画の話題に花が咲く。僕が今はまっているのは「弱虫ペダル」だといったら、みんな読んでた。さすがだなあ。知らない漫画の情報もいろいろ仕入れることができたし。
高校の自転車競技部の話「弱虫ペダル」は、若いクライエントに教えてもらって、そのうち読んでみようかと思っていたのだった。1ヶ月くらい前に、漫画好きなゴルフ関係の友人に知ってるかと話したら「知らない」と言う。やっぱりおじさんは疎い。その後メールが来て「2巻まで読んだ。面白そうなので引き続き読む予定」と来た。そうしたら、5日後くらいには「30巻全部読んだ」とのメール。おまけに「スラムダンク以来の感動」と来た。
これで僕も触発され、読むことにした。まだ途中なので「スラムダンク」に匹敵するかどうかは何とも言えないが、スポーツ漫画というジャンルでは、確かにそれ以来ではないかと思える。もうめちゃくちゃ面白い。でも、「ワンピース」と一緒で、連載中の漫画に手を出すと後が苦しい。ほんとは、完結してから大人買いする予定だったのにねえ。
日本の漫画はすごいね。「銀の匙」とか、こんなものを中学か高校のときに読んだら、俺も農業学校行こうかなとか、大学では農学部に入ろうかなとか考えちゃうんじゃないか。それだけの魅力と影響力がある。交通法が厳しくなって自転車乗るのもたいへんだが、チャリンコ族も増殖していることだろう。ま、空いてる道で、若さに任せて思い切りペダルを踏んでなさい。有馬記念、トーセンジョーダンも3コーナーあたりから大まくりをしてほしいな。
ちなみに「弱ペダ」の登場人物の中で僕が一番好きなのは巻島君だ。3年生なので、後何巻か読むと引退しちゃうのが寂しい。