先日ニュースで“ホタルイカのみそには、肝機能を高め代謝を上げる効果がある”という報道を見た。

ホタルイカは刺身でもしゃぶしゃぶでもす味噌でも大好物である。それに加えて、肝機能を高める効果が付いているとしたら、暴飲暴食をしがちなこの季節（いつもかもしれないが…）、これはもう食せねば！と勢い込んだ。

さて、食べる段になって、はたまたどれくらいいただくとその効果があるのだろう、どれくらい飲んでしまうとその効果が相殺されてしまうのだろうと考えた。そこまでは報道されておらず、ほかにもいただきたいものがあるのでそればかりを食べるわけにもいかず（経済的にも）、なんだかよくわからなくなってしまった。

ホタルイカに限らず、体を温めるとか消化を助けるとか食品には様々な効果がうたわれている。コーヒーにダイエット効果があるというのも近頃盛り上がっているネタの一つかもしれない。

いちいち踊らされてはいけないのだが、ついつい“肝機能の向上”というフレーズに弱くなった理由はあまり考えたくないと現実逃避をしてしまう。

そのうちになんだかんだ言っても、やっぱり美味しくいただければ、まあ細かいことはいいのではないかと思ってしまう、おおざっぱな私である。