ここのところ、“身の丈に合う”ということを考えている。
きっかけは、文字通り着なくなった服をリサイクルしようと考えたことだった。
若いころは着ていたが、現在はもろもろの理由で身の丈に合わなくなった服を何とかしようと思ったのだ。
辞書を引くと、“無理をせず、力相応に対処すること。分相応”と出てくる。
「分相応か考えなさい」と人から言われたことがある。
何かを買おうとしたり、できるかどうかも分からないことをやろうとしたり、そうした時に言われた。
その時は、言われても何を考えることもなく、思うままにしていたと思う。失敗もした。
今自分の生活を考えてみたときに、身の丈に合っていないなあとか、無理をしているのかなあ(見栄のせいでそうとはなかなか認められないが)と思うことがある。
仕事柄、無理をしないことの大切さを実感しているが、自分の生活にも(人との付き合い方やお金の使い方を含めて)もっともっと、“身の丈に合う”、“分相応”ということを取り入れて考えた方がいいと思う。背伸びをしているのかもしれないということを忘れないように暮らしたい。