早いもので、もう今年も残すところあと数日ですね。
本年も、TCCのホームページをご覧いただきましてありがとうございました。
つい先日、“物事をこなすときに、マルチタスクしてしまうと脳にすごく負担がかかる”という近年の脳科学的な見解を知る機会がありました。
(完全に又聞きなので最新の研究論文などご紹介できず恐縮です)
我が身を振り返ってみると、スマホが日々の生活から手放せなくなった昨今。
家で家事などしているとき、電車に乗っているとき、常に傍らにあり、
時間を見ようと思うとロック画面に通知が来ていてついその内容を確認してしまったり。
料理のレシピを調べていてもSNSの新着通知バナーが届けばそちらをタップしてしまったり。
そうするとついその直前までやっていた家事は一瞬中断され。
加えて限られた時間の中で料理、洗濯、寝る支度等を同時並行でこなそうとするとそのことに関しても脳の容量をいっぺんに使ってしまうのだなと、至極思い当たる節があるなあと感じました。
そうすると、結局あたふたとタスクに追われながら動き続けるのに、結局万事において「終わった達成感がない」という結果になり、焦ったりイライラしたりしやすくなり、
結局ヘトヘトになっているのに脳がオフにならないまま睡眠の質も悪くなる・・・という悪循環になりかねないのではないか、と思い当たりました。
そこで、まずは全てのツールをスマホに一本化してしまっているのを少し分散させようかなと思いはじめています。
折しも先日、数年ぶりに腕時計をするようになったのもなにかのお告げ・・・!
続いてスマホの中にあるカレンダーをアナログ化させてみようと思い、手帳を物色中です。
また、家の家事もシングルタスクを心がけ、ある程度区切りがつくまで一つひとつ順番に行うことを心がけ始めています(まだ一日だけど)。
うん、たしかにきちんと終わった感じがあるし、時間的効率もマルチタスクの時と変わらないし、何より心が穏やか(な気がする)。
時代に逆行しているのかもしれませんが、
来年は少しデジタル・デトックスを図り、
「今ここ」にいる時間が長くなるようにすることを目標にしようかな、と思う今日このごろです。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。