先日、スマートフォンをTCCに置いて帰るという事態に陥りました。
TCCを出て5分くらい歩いたときに気付いたので、そのまま引き返して無事ゲット!
…していればこのコラムに登場することにはならなかったのですが、夜が遅かったので社内にはもはや誰もおらず、セキュリティの都合でもはや社内には入れず…。
「よーし明日の出勤時まで携帯不携帯生活でスタッフコラムのネタにしよう」と空元気を装って帰路についたものの、駅に着くころには早くも心もとなくなっていました。
駅に着き、改札に入ろう…としたら最初の受難。
定期付きICカードがスマホケースのポケットに入っている。
…というわけで、自腹で切符を買いました。在来線の切符を買ったのは何年振りでしょう。そもそも定期にあぐらをかいて、自分の最寄り駅までいくらかかるのかがよくわからない。駅の切符売り場で路線図を見上げましたが、視力の悪い私には掲示板の字が小さくて正確に判読できず。「なんとなくこのくらいの金額?えい!」と切符を購入。
久しぶりに切符を購入したことでちょっとテンションが上がり、記念に写メでも…撮れませんでした。
かなりの心的労力をかけた切符を手に握りしめ、ようやく改札に突入したら…切符を入れるところがない!
最近の駅の改札は、半分くらいが『ICカード専用』ゲートになっているんですね…。
というわけで、後ろの人もつかえてしまって迷惑をかけつつ、何とか切符用改札に移動。
ホームに上がって電車の時刻表を見上げると…あと何分で来るんだろう…。
スマホ任せで時計をしない生活が続いており、ホームに時計がないと今の時刻が全く分かりません。
とはいえ、日本の過密鉄道事情により、それほど空白の時間を過ごさずすみました。
車内でもいつもだったらついついスマホを眺めてしまうところ、眺めるものがないので代わりに人間観察をしてみると、半数以上の人が、スマホを眺めている…。
最近はスーパーフィーバー中の某GOの影響もあり、きっともっとたくさんの人が車中スマホに夢中になっているのでしょうね。
普段は見ているくせに、いざ部外者になるとその光景の異様さにいささか冷や水を浴びせられたようになりながら、何とか下車。
改札を出るときにも再びIC専用ゲートに突入してしまい、同じ恥を二度かきながら、何とか改札を出ました。
これで一安心!と思いきや、最後の最後で、普段登録している駐輪場がICカードで入場保証をしているという一撃をくらい、とぼとぼと徒歩で帰りました。
翌朝職場でスマホさんに再会したときの安堵感はひとしおでした。
いつもの通勤路がかなりの大冒険になった初夏の夜長でした。