コンビニで一杯ずつ供されるコーヒーにはまっている。
以前は意識することもなかった。そんなにおいしいものとは思っていなかった。
(機械音痴なのは多分にあるが)しかも、ちょっと使い方も分からなかったし・・・
職場まで徒歩で歩いていたある日、何かが降りてきた。
飲んでみたいと、本当はそう思っていたのだと思う。どう注文したらいいのか、どう対応すればいいのか、実は観察していた。”注文の仕方は知っている(頼みはしないけど)”という体にしていたかったのだと思う。
フラットコンビニに入り、レジ近くにあるケースから、コーヒー入りのカップを取り出す。カウンターで「何しますか」と言われて、詰めの甘さを感じつつ、「アイスカフェラテ」と言ってみる。(カフェラテと言わなかっただけでもよくやったと思うが)
まあ、そのあとは、会計をして、マシーンのところに立ち、おもむろにアイスカフェラテのボタンを探す。ボタンを押しカップにミルクとコーヒーが注がれるのを、あたかも初めてではない体を装って待ってみる。
そんな、何でもないことだが、何かやってみただけで何か”できた感”が持ててうれしかったし、思いのほかおいしいことが発見できてよかった。