先日、イサキ釣りに参加した。船釣りは初めてではないが、イサキ釣りはやったことがなかった。
これまでの船釣りで釣った魚種は、それぞれの竿に餌がついていて、己の技量のみで釣り上げるといったイメージだった。イサキ釣りは、イサキのいる深度(タナという)にコマセ(エビの一種)を撒いて、イサキをそのタナに集めて釣り上げる。
もちろん、一人でできなくはないが、船に乗っているメンバーが同じようにすることで、集中的にそのタナにコマセが撒かれて、イサキが集まりやすくなる。こうして、船に乗り合わせた見も知らぬ同士が力を合わせることで、よりよい釣りが楽しめる。
初めてだったので、船長の支持するタナを守ることが精いっぱいで、上手にコマセが撒けたとは思わないが、他の人との連帯感があって、釣り上げた時には、本当にうれしかった。
船長いわく、その日の釣果は渋かった(あまりよくない)そうだが、ひとり10匹前後位釣れ、初心者としては思いのほか面白く、一方で“次はこういう工夫がしたい”とか“次はこういうところを意識して釣りたい”という思いがあり、ぜひとも再チャレンジしたい。
釣り上げたイサキは、刺身、漬け、塩焼き、味噌漬け、紹興酒蒸し、アクアパッツァ、等で楽しんだ。おいしかった~。これだからCatch&Eatはやめられない。