スタッフコラム ~「天才打者」の変身~

久しぶりにプロ野球ネタを。

私がマリーンズの次に好きな球団は、広島カープです。
(こう書くと、いかに報われることの少ない野球ファン人生を送ってきたか・・・)

そして好きな選手はと問われれば、迷わずに「前田」。
(健太の方じゃないですよ。カープの前田と言えば、前田智徳に決まっているのだ!)

例えヒットやホームランを打っても、打撃の内容に納得がいかなければニコリともしない。
また、アキレス腱断裂の他、数々の故障で満身創痍となりながらも、今なお理想の打撃を追い求める。

そのストイックな姿がたまらなくかっこいいのです。

そんな「孤高の天才打者」に今シーズン異変が・・・

ある試合でヒーローになり、終了後のインタビューでのこと。
観客席に向かって「期待されると打てないので、あまり期待しないで見ていてください」
と笑いを誘うコメントを。

またある試合では、高くバウンドした打球が運よく前進守備の野手の頭を越えて決勝打になった際に、「抜けていなければヘッドスライディングするつもりでした」と、チームの勝利の為ならなりふり構わないという姿勢を見せる。

このようなユーモアや泥臭さを見せる姿は、かつては考えられなかった。
「齢をとってまるくなった」と言ってしまえばそれまでだが、あのプライドの高い前田がここまでの変貌を遂げるには、相当な心境の変化があったに違いない。
あって欲しくはないのだが、今シーズン限りで現役を退く覚悟をしているのかもしれない。

そんな前田の為にも、今シーズンのカープには頑張って欲しい。
幸いセリーグは2位以下が大混戦。カープにも十分にAクラスの可能性がある。
クライマックスシリーズでの前田のヒーローインタビューを、是非見てみたい。

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