スタッフコラム ~親知らず~

先日の歯科検診で、親知らずが虫歯になりかけているので抜いたほうがよい、という指摘を受けた。

同じ歯科医師に2年前から抜いたほうがよいという指摘を受けていたのだが、親からもらった身体の一部を引っこ抜くなんて!と思い(笑)、知らないふりをしていた。

しかし、今年は“虫歯になりかけている”とのこと。周りの人に抜いた経験があるか、その時どうだったかを確認してまわった。上の歯の場合は、比較的抜けやすく、予後もよいとのこと。意を決して抜くことにした。

いざ診察台。麻酔を内側外側からかけて、かぎ状の器具を使って3回ほどがりがりと引っかけるような音がした。「一旦うがいをしてください」と軽やかに言われ、うがいをしながら“きっとこれからペンチのようなもので引っこ抜くんだろう”と覚悟していたら、「もう抜けてますから」と。

なんというフェイント!確かにうがいの水には血が混じっていた。先生のスキルに負うところも大きいと思うが、思ったより安産で痛みもなく12分ほどで終わってしまった。

抜いた歯を見せてもらい、持って帰るかどうか聞かれた(半々で持って帰る方いるとのこと)。縁側(下の方)に投げるんですよね、と言ったら、先生は笑いをこらえながら「それは乳歯の場合です」と言われた。ちょっと恥ずかしかった。親知らずだから、いいのか、そっとしておいてと思った。

その後も痛みがあまりなく、大したことなく予後はよいようだ。2年越しの目標(?)が達成でき、安堵している。

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