「プレミア12」というプロ野球の国際大会が、現在開催されています。
マリーンズの選手が代表に選出されなかったこともあり、大会開始前はさして興味がなかったのですが、予選リーグの中継を見ているうちに、興味が増してきました。
その最大の要因は、代表メンバーの魅力にあるように思います。
今回の日本代表には、イチローや松坂、ダルビッシュなどのビッグネームは名を連ねていません。2年前のWBC代表から大きく顔ぶれが変わり、若手への世代交代が進みました。
中心になっているのは26~7歳、いわゆる「ハンカチ世代・マー君世代」前後の選手です。
投手では、広島の前田や巨人の沢村、菅野。
打者では、大活躍の日本ハムの中田を筆頭に西武の秋山や巨人の坂本、ソフトバンクの中村晃、中日の平田。
この世代の層の厚さがよくわかります。
また、それよりも若い選手たちも数多く選出されています。
投手では、楽天の則本、松井や日本ハムの大谷、横浜の山崎。打者ではヤクルトの山田、横浜の筒香やソフトバンクの今宮など。こうした20代前半の選手たちが活き活きとプレーする姿には、ついつい惹きこまれてしまうものがあります。
ここに、西武の中村剛也やソフトバンクの松田、日本ハムの増井など、ベテランと呼ぶにはまだ早い中堅クラスの選手数名が加わった打線や投手リレーはなんとも贅沢で、代表チームならではのワクワク感があります。
大会は昨日から決勝トーナメントに入り、日本代表はプエルトリコ代表に9-3で快勝。準決勝にコマを進めました。
あと2試合で見納めとなってしまうのがもったいないなと感じます。