菅野所長のエッセイ:PK戦もおもしろい

 今週は、何だな、意外と早く過ぎた感がある。スタッフのご配慮をいただいたのか、面接があまり詰まってなかったので、原稿仕事もどんどん進んだのでよかったしね。

 ただし、明け方あたりにサッカーやゴルフの中継があるものだから、多少寝不足にはなっている。コンフェデの準決、スペイン対イタリアを観たが、イタリアは昔からスペインと相性がいいところがあるので、予想外にいい勝負となった。で、0-0で決着つかずのPK戦。
 PK戦はサッカーじゃないという人もいるが、これはこれでその緊張感たるやものすごい。片やカシージャス、片やブッフォンというビッグなGKに対して、両チームとも文句ないPKを決めていくのがすごい。さすがイタリアの7人目が失敗するけど。

 この辺に日本との隔たりを思ってしまった。日本の選手はあんなふうには決められないな。何かサッカーの根底にかかわるようなものが見えてくる感じがする。
 こういうのはサッカーに限らないかな。スポーツ全般。簡単に言うと、メンタル面ということなのだが。ゴルフなんかでもそうなんだけど。

 たとえば、石川遼君のインタビューでの発言を聞いてると、たぶんイケイケのポジティブ・シンキングの影響があるように見える。そんなんじゃダメなんだよね。メンタルを鍛えるっていうのはそういうことじゃないの。でも、スポーツ心理学の連中なんかは単純だからな。実は、今そういう原稿(単純なポジティブシンキングはダメよ)を依頼されて書いているところなのだが。

 日本のスポーツ選手でそういう境地に達している人はどれくらいいるんだろうか?
野球だと、ソフトバンクの摂津投手がなかなかのように見えるな。ゴルフだと宮里藍ちゃんが一番だが、このところ不調。僕の見たところ、開幕の頃に優勝の大チャンスがあったのだが、最終組で一緒に回ったのがトレーシー・ルイスで、これにつぶされた。以来何となく調子が狂っている印象なのだ。
 世界ではなんといっても、韓国インビー・パーク。東北とかロシアで売っているお人形さんみたいな顔しているのだが、現在とんでもないペースでアメリカ女子ツアーを勝ちまくっている。どんな状況でも動揺するってことがない(ように見える)。

 ゴルフは最もそれがわかりやすくて好きだが、とにかく自分の心との闘いなのである。若いときよりも多少粘り強くなったとすれば、ゴルフのおかげだと思うのだが。 

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