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菅野所長のエッセイ:都知事やめますか 人間やめますか

明日から京都に行ってくるのだが、天気は良さそうである。せっかくだから京都の競馬場にも行きたいがその予定はまるでない。先々週に続き、ヴィクトリアマイルも3連単ゲットだが、1着のストレイトガールが人気がなかったので480倍もついてしまった。嬉しい誤算。これで地方GⅠからGⅠ3連勝。本人はけっこう迷いながら買っているが、結果だけみれば好調なのである。

ちなみにストレイトガールの意味を「まっすぐな少女」と各紙翻訳しているが、これは性的にノーマル、ヘテロセクシャルという意味だと思うぞ。先週は、東京でそういう人たちのデモがあって数千人参加したということで、一方、アメリカでは同性愛を告白している軍人が陸軍長官に任命された。指名したのはオバマだが、こういうところはアメリカはなかなかだ。仮にトランプだったらそういうことは絶対にしないがね。

舛添問題は、辞めろの声が圧倒的だが、知事選に50億かかるというと途端にトーンダウンするらしい。でも、東京オリンピックを含め、将来的に見れば50億くらいかかっても交代させるほうが益がある。何より都民の誇りというものは大事だ。それに7月にあるであろう参議院選とダブルにすれば費用の大幅な節約になるしね。ああしかし、誰かなり手がいるのかというと困るね。とにかくタレントと2世には投票しないことだ。これを国民が自分たちを守るための今後の鉄則としていかないとね。

清原問題も通常よりも重い求刑となっているが、これを機に世の中に警鐘を鳴らすという意味であろう。

ところで、先日は”大魔神”佐々木が清原擁護のために友人として法廷に立った。たぶん周囲は反対しただろうに、なかなかの男気である。その友情に対して法廷で男泣きしたという清原だが、もう二度とヤクなどしないと思ったことだろう。でも、そうした誓いも決心も長続きしないのがこうしたケースなのである。

昔「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」というインパクトあるキャッチコピーがあったが、まさにそういうことで、覚醒剤、一時的な快楽よりも大事なことがあるという認識、それを失うことが何よりもよくないという認識が、自分の心に杭のように深く打ち込まれないとやめることはできにくい。

僕は仕事柄そういう人を見ているが、自分は独りでは生きられず、周囲の人たちによって支えられているということを理解しなければならないようだ。逮捕とか、どん底に落ちたときにみなから見放されてしまうことももよくあるわけだが、逆にそのときになって初めて人が自分に寄せる思いの重さに気づくということもある。人は皆愚かだから実際にそういう状況に陥らないとわからないのだ。自尊心というものも、この人が自分の寄せる思いの大きさと相関しているはずである。

ここから考えるに、舛添のことで僕が心を痛めるのは、自分の夫の所行や発言を見て、その家族はどう感じているのだろうかということである。妻はほぼ”共犯”関係にありそうなのでどうでもいいが、子どもたちには何をどう説明しているのだろうか? もはや都民を裏切ったことなどは確定的なことだからおくとして、自分の子どもたちを傷つけるとだけは避けてもらいたいものだ。が、どうも、昔から終始大事に守っているのは自分のことだけのようでもあり、それがまたどう繕っても人としての卑しさを醸し出してしまうのである。誰もがそれを感じるから、珍しいほどに圧倒的な非難を浴びているのだろう。

さて、日曜はオークスだ。観戦はできないけど、馬券は買おう。オークスのポイントは、距離。すべての馬が未経験の2400m。これに適しているかである。馬体と走るフォームからすると⑰ロッテンマイヤーがいちばんというのが僕の見解である。4~5番人気かな。まずはこれと③シンハライト⑬チェッキーノとの3連単マルチと3連複。⑰の馬連か馬単の総流し。②アウェイク⑭ビッシュとの3連複総流し。一番人気③シンハライトが飛べばけっこうな馬券になるのだが。ま、土曜の仕事の心配をするほうが先だが。

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