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菅野所長のエッセイ:転校生と、君の名は

梅雨明け以降、今年の東京の夏は意外に涼しく始まっている。先週末は松山にいたので尚更助かっているなあ。天気ニュースを見ると西日本はいつも5度くらい気温が高い。今週など寝るときにエアコンは不要だし、そういうことで、夏場に弱い僕も例年より体調はいい感じである。

しかし、ツール・ド・フランスが終わったので、次のブエルタが始まるまではちょっと退屈である。あと2週間くらいかなあ。リッチー・ポートやバルベルデには、故障を癒し、元気で出場してもらいたい。

原稿書きもほぼ終わってるし。そういえば世界陸上が始まるか。ボルトは勝って引退すると豪語してるし、日本の短距離陣がどれくらいやるのか、多少の期待はあるが。

サッカーでは、ネイマールがバルサを出る出ないで激震が走っている。出るとなると違約金280億円超が発生するらしいが、とんでもない数字だよね。ここまでこじれると移籍する可能性が大かもしれないが、その理由はパリSGに親友がいるかららしい。そんなことで何百億も払うものなのか。あとは、レアルのベイルがマンUに移籍という噂もあるが、ベイルは間違いなくプレミアに合うし、ルーニーなきあと、期待の若きエース、ラシュフォードとの組み合わせは必見だ。

そういえばケーブルに降りてきたので「君の名は」を観た。うーん、まず確かに絵はきれいだな。それと最初の30分くらいは面白い。アニオタ監督がうまい脚本を得たという印象。でも、これって大林宣彦「転校生」のほぼパクリだ。となると、どうしても観ながら「転校生」との比較が同時進行してしまう。後半の時間が交錯する仕掛けはどうにも整合性がなく、何だかよくわからんうちにハッピーエンド。

見終わった感想はやっぱり??? ま、絵がきれいなだけのいつもの新海作品。
むしろこれを観ることで「転校生」が再評価されるのではないか。あの頃はまだ世間の話題にも上らなかった性同一性障害という隠れた主題をはらみつつ、シンプルなつくりの中で淡い切なさを残した「転校生」は、振り返れば思春期映画の傑作だったんだなと思わざるを得ない。調べると1982年公開、35年前だ。GIDなんて概念は影もかたちもなかった。

同じ思春期映画であっても、あくまで大人の目線があるから面白みも深みも出るのだと思うが、新海作品にはそれがない。あるのはオタクのメンタリティだけ。「ガンダム」とか「エヴァンゲリオン」と同じだ。だから大人の鑑賞には耐えられないところがある。子どもが登場するアニメでも、ジブリ作品などはみな大人の映画だものな。

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