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菅野所長のエッセイ:落ち込む暇がない

 今週も終わりなのだが、僕の場合はまだ明日からも続くのである。23日が休みで本当によかったなあ。当たる当たらないにかかわらず、競馬をわくわくして観られないのことは案外に悲しいことで、先週も今週もそうだ。とくに明日はジャパンカップなのになあ。

 でも、まあ、仕方ないことと受け入れてはいる。何でも受け入れてしまうと気が楽なものだが、日本人はこの能力に長けているようだ。政治でも何でもしかたないよねと受け入れる。本当は受け入れられないのだろうが、つまりは現実重視。現実にこうなっているのだからしかたないと。現実主義とは言えるだろう。

 先日は全国的な研修会(3日間)でひじょうに疲れ、また自分のパフォーマンスの至らなさにひじょうに落ち込みもしたのだが、3日もたつと次のことを考えねばと、気持ちは切り替わりつつある。落ち込む暇もないのが現状だ。

 その研修会で京都のA氏が「陰陽師」の続編が出てるらしいぜと言うので、それは知らなかったと捜索するとあったあった。岡野令子「陰陽師 玉手筺」の1と2。安倍晴明が現世に帰還し、いつのまにか妻となった真葛との子どもさえ登場。もはや夢枕獏は「原案」者とされていて、続編らしくオリジナル感あふれるものになっているようだが、もはや当初のインパクトは消え去っている。何でもそうだが、一度大作を出している人は大変だ。続編はだいたいが評価が低い。日渡早紀の「僕の地球を守って」の続編なんか目も当てられないもんな。しかし、それでも読んでしまうのがファンの性というものだ。

 しかし、あれほどの陰陽師フリークだったA氏も「学生に教えられた」というのだから、時が経つというのはこういうことかとも思える。「陰陽師」の最高のクライマックスといえば、晴明と博雅が、若狭あたりから三重まで南下する”水の旅”の下りだが、A氏はこれを自分自身で踏破したのである。まあ、とてもかなわない。
 店中がすべて「ONE PIECE」一色になっている飲み屋が練馬にはあるが、こういうこだわりというかクレージーさは自分にはないなあ。つくづく中途半端な私。

 ジャパンカップ。⑱オルフェーブルが断然の人気。当然ではあるなあ。凱旋門賞は何で負けたんだかわからないような内容だったし。絶対に勝つかどうかはわからないが、3着までには入るとして、相手は④フェノーメノ⑬ルーラーシップが本線なんだろう。この2頭への3連単マルチ。流すのは①ビートブラック⑧エイシンフラッシュ⑮ジェントルドンナまでか。ほんとに本命サイドの馬券だが、①ビートブラックが人気薄ではとっても面白い。平均ペースで逃げれられればなあ。中途半端なことはしないというなら、ビートブラックの逃げに賭けるのもいいね。前回、シルポートが4着にがんばったし。

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