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砂糖と水の出会い

 先週末は学会で福岡に行った。

 当初はそんなに遠いところに行くと疲れちゃうかなと思って不参加にしようと思っていたのだが、ふとあるときに大会スケジュールを覗いてみたところ、元九大の田嶌誠一氏の講演があった。田嶌さんとは、お互いに大学のカウンセラー時代からの知り合いで、僕がたいへんに尊敬する人なのである。TCCが四谷にあったころ、研修の講師としてお呼びしたことがある。それが30年近く前のことだ。その後、田嶌さんたちが創設した九大のNPOの創設記念シンポに僕が呼ばれたことがあった。それがちょうど20年前だ。その後は年賀状のやりとりしかない。

 これはなかなかないチャンスである。その講演を聴いてみたい、会って話をしたいものだと思い、急きょ、九州は久留米に行くことにしたわけである。いやあ、懐かしかったなあ。田嶌さんも大いに喜び、昼間から酒を飲んでおおいに盛り上がった。僕よりも少し年上だが、同じくらい元気である。

 あんなふうに楽しい時間を過ごしたのはほんとに久しぶりな感じである。今度はいつか博多で飲もうとなったのだが、そういう機会が訪れるものだろうか。

 この酒席を介在してくれた旧友にして悪友の児島さんにも厚くお礼を言わなければならない。自分は運転があるのでノンアルビールで同席してくれ、その後空港にも送ってくれた。ありがたかった。感謝のしるしとして近々とらやの羊羹が届くはずである。今度はY氏の退官記念で京都で会おう。

 ということで久々の福岡だったが、面倒くさがらずに行ってよかったと思うのである。職場には「通りもん」と「めんべえ」を買えたしね。

 ところで、久留米から少し離れたところに小城という町がある。この町は「ようかんの町」ということで、このあたりではブイブイ言わせているらしい。何でも、一年に一度ようかん祭りというのもあって、市内20軒以上のようかん店のスタンプラリーがあると書いてあった。ほう、そんなにか。それほどなのか。小城なんて、他から来た人は知らないよね。

 でもなぜようかんが小城の名産になったのかは面白い。

 このあたりは長崎からの道(長崎道)が通じている。中国の絹の道(シルクロード)に倣い、長崎街道は砂糖の道(シュガーロード)なのである。当時、海外から長崎に運ばれた砂糖はこの道を使って全国に運ばれていたわけだが、小城はその通過点、このあたりは長崎街道の13番目の宿場町だった。

 そしてまた、この近くには1000メートルを越す山があって、その名も「天山」。あまり高い山がない九州では、その偉容は確かに目立つ。そして、町の西方にあるこの山の伏流水がちょうど小城のあたりに湧いてくるというのだ。美味しいようかんをつくるには綺麗で美味い水が必須の条件らしい。

 加えてこの近くには小豆の産地もあるということで、小城では町を挙げてようかんづくりに精を出していったというわけである。全国でも一筋しかなかった砂糖の道と、九州ではあまりないであろう伏流水との出会い、それがようかんの町を生んだ。そういうところに最初に目をつけた人がなかなかすごいよね。

 なぜお礼に羊羹を贈ったのか? 児島さんに説明するのはちょっと面倒だな。これを読んでもらおう。

 さて、すごいといえばプレミアの鈴木彩艶。先日はハーフウェイあたりまで突進してきてのスーパークリア。世界中が驚いた。

 次に、なでしこ対ドイツ戦の谷川萌々子。あの先制点はまさにワールドクラス。

 問題は守備である。ドイツ相手に4バックでは無理だね。3バックで2サイドバックの5バックでないと強いチームとは戦えない。試合は1-2だけど内容的には完敗。その前のハイチ戦も5-1で勝ったけど、かなり押し込まれてたもんね。W杯は来年だが、新監督は大丈夫なんだろうか。

 男子のほうは、辞めたはずの森保がまだ監督を延長するのはいったい何なのか?と思っていたが、南米遠征の4連戦を観てたら、ひょっとしてこういうことなの?と思った。たとえば、ベネズエラ戦なんかのスタメンを見ると、2軍もいいとこ、2,5軍のような顔ぶれだった。でも、もし監督が交代していたらこういう人事は到底できないよね。新監督っていうのは結果を欲しがるからね。あんなお試しはとても怖くてできない。でも、もはや勝負けにこだわる必要のない森保ならできる。そうやって代表で使える選手と使えない選手を鑑別することは良いことだと思うのである。

 11月にはブラジル戦、パラグアイ戦がある。ここは1軍メンバーではあるのだが、4年後のW杯のことを思うと、2~3人は25歳以下を使って欲しいなあ。

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