ご予約専用フリーダイヤル
0120-556-240

菅野所長のエッセイ:パワハラ事情

明け方がけっこう冷え込んできたなあと感じる。でも、今年はかなり暖冬ということだ。ということは乾燥するということか。ついつい忘れがちだが、昨日から家では加湿器を2台稼働させている。ウィルス対策にはいちばんだからね。

まあ、競馬に負け続けていることも含めて、このところは楽しいこともない。毎日毎日を淡々と過ごしている感じである。要するにきわめて変化に乏しい日々だ。と思っていたら、研修の仕事依頼があった。先の話だが、こういうのとか、連載ではない原稿依頼などがときどき来るとありがたいのだがね。でも、年とともに不要な存在となっていることは明らかで、これには抗いようもないのだ。いつまでも年寄りが張り切っていてもみっともないしね。

おおむねこの季節は気分が降下するのが習わしなので、それもあるのかも。でも、その気分の上下動も昔よりはずっと安定しいている。若い頃はひどかったからな。とにかく、今月さえ越せれば、あとは何とかなるに違いない。

変わったことといえば、昔書いた本がコンビニ用にリニューアルされて出版されたことかな。でも、練馬周辺のコンビニでは見かけない。本当に売っているのだろうか?

職場のパワハラ防止について、これが法制化されるとのことだが、これは僕の仕事に大いにかかわる出来事だ。しかし、経営層は反対していて、これは屈することになるだろうが、法案自体は抜本的なものとはならないだろう。罰を与えることで多少の抑止にはつながるだろうがね。この問題は根が深い。この4半世紀に渡る経緯があるからだ。僕はそれをつぶさに見てきたんだよね。
バブルが弾けて後、企業のほとんどが、成果主義を導入した。やっただけ給料を上げますよという誘い文句を表看板としているが、隠された目的は人件費の節約である。これは、自分の成果を上げることに邁進しなさいという勅命なので、当然のことながら、より自分のことだけを考えて動く人間が成果を上げる。隣席が不在のときの電話など代わりに取ってやることはなかったりする。そういう人が多く昇進していくことになるのだが、彼らが管理職になって考えることは、管理職としての成果を上げ、出世することである。そういう彼らにとって、部下は踏み台でしかない。およそ4半世紀にわたって、多くの企業組織はそういう管理職を育成してきたのである。
ここにメスを入れなければ、パワハラ問題-つまりは生産性低下の問題-は収束していかないと僕は思うのだが、まあ、法案ができるだけでもマシかなとは思う。遅きに失した感は否めないが、まあ「経営者ファースト」だからな。
まあしかし、後追いの国策をよそに、企業はそういうことに気づいているよね。労災などで訴えられたり、いいこうに業績が上がらないとか、痛い眼を見ることでだが。ただ、これではまずいと思っても何をどうしていいのかがわからない。そこに今回の法制化だから、まあいいんじゃないかと思う。

日曜は仕事なのだが、GⅠマイルチャンピオンシップがある。超難解だあ。当たるわけないような気がする。
本命◎は⑮アエロリットなのだが、枠順はよくない。対抗○は⑭エアスピネルだが、これも枠が。▲は⑧モズアスコット。他には⑦ロジクライ⑩ミッキーグローリー②ペルシアンナイト。この6頭の3連複ボックスも買いたい。

最初に戻る