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菅野所長のエッセイ:バスケットの夜明け

今週は体調不良から始まったがだんだん持ち直した。年取るとあちこちにガタが来てるんだろうね、あまり前触れもなくこういうことが起こるなあ。

精神的にもよくない。何だか不安なんだよね。寝る前に不安な感じがしてきてなかなか寝つけなくて困る。先日は、どういうことだか、自分が許せないものって何だろうと考え始めた。
一番最初に浮かんだのはソース焼きそばだった。世の中の人はこのソース焼きそばが好きなようだが、ソースだけで味付けをするこの焼きそばが許せない。これに必ず付着する紅ショウガも同罪だ。ふたつとも他の味をすべて消し去る。ペイント・イット・ブラックだな。麺の小麦の味、キャベツの甘い香りもどこかに行ってしまう。
マヨネーズとかゴマもそういうところがあるな。だから、しゃぶしゃぶのごまだれ、冷やし中華のごまだれも許せないものがあるのだ。お好み焼きもマヨネーズはちょっとでいいし。

次に浮かんだのは箱根駅伝だな。これについては折に触れて言っているから略そう。

で、こんなことを考えたら寝られたのだった。
今週のトップニュースは八村塁がNBAドラフト1巡目で入団決定したことだろう。これはすごいことだ。マスコミはイチローの活躍と比較しているがとんでもない話。野球みたいなマイナースポーツとは比較にならない。バスケットはフットボールの次に世界的なスポーツだぜよ。八村に加えて渡辺雄太がグリズリーズにいる。この二人抜きでオリンピック出場を果たしたバスケット日本代表は相当に楽しみなチームである。くじ運次第ではベストエイトからさらに上を狙えるだろう。
次は香港でのデモにより、例の法案が流れそうになっていることだ。いやあ、久しぶりに民の力をいうものを見たな。そして皇帝になりたがっているかに見える習近平だが、意外とそこまでの力はないということかもしれない。もっと言えば、大陸の力が海島の力に負けたということかも。
この間から言っているように、日本もまた本来は大陸的な文化ではなく、海島、そして山森の文化なのだ。大陸的な思考とは、神は上空(天)にいる存在なわけだが、海島では海の彼方に神がいる。日本ではこれに山森が加わる。だから八百万神なのだ。神は遠い天の彼方にいるのではなく、そこら中にいる。神というものが、人々が大事に思わなければならない存在、至高のものを示すとすれば、日本では海に山に森にそれがある。しかしながら、中国大陸からの移住民によって、大陸的な価値観が持ち込まれることになる。大陸のコピーとして大和朝廷が誕生し、神は天にある思想、まさにそのことによって日本では「天皇」と呼ばれることになった。というのが僕の見解である。
まあ、痛快なニュースだったのでつい力が入っちゃったな。
日曜は前半最後のGⅠ宝塚記念。自信ないなあ。今回は②レイデオロ④アルアイン①キセキを3強と見て、それに⑦マカヒキ⑪リスグラシューか。①-②からの3連単マルチ。④を厚め。レースは面白そうだが、馬券的には面白みがない。
今月末で最後なので焦っているのが、渋谷でやっている「印象派への旅」展。グラスゴーの海運王であるバレルのコレクションで、これまで観られなかった作品がずらり。これは楽しみなんだ。必ず行かねば。

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