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菅野所長のエッセイ:コロナ色の秋

「鬼滅の刃」映画がメガヒットだとか。コミックのほうは、面白くはあるが、それほど大したものでもないというのが僕の評価だった。途中から若い女の子に人気が出て、それが拡大していったわけだが、面白いけど、そこまで人気になる理由がわからない。そんな話をよくしていた。その評価は今も変わらない。でも、これほどの人気。たぶん僕にはわからない理由があるんだろう。物事はいつも自分の理屈では収まりきらない。
テレビで訳知り顔のコメンターが人気の要因はたくさんあると言っていたが、それはわからないのも一緒でしょ。案の定つまらない理由を並べ立てていた。

ただ、昔にはなかったヒットの要因がひとつある。それはコスプレ度だ。これのコスプレしたいと強く思わせるものはヒットする可能性が高い。「鬼滅」の場合、女子人気を博したのは、主人公の妹の存在だろう。コスチュームは着物で、鬼になるのを防ぐために竹筒をくわえている奇怪さは十分なインパクトがあるもんな。その他、コロナ禍だからとかあるが、「鬼滅」の異常人気はその前から始まっていたし。みんなが巣ごもりに飽いていたというのも、別に有利にははたらかないはずである。

ただ、理由はよくわからないが、わからないからと言って複雑だとは限らない。すべての色が赤と緑と青から成るように、複雑に見えるものも実は単純なのである。ただし、色の成り立ちがそうなように、簡単な足し算や掛け算ではないことは確かなんだろう。でも、あんまりその理由を追及する気にもなれない。「鬼滅」にかんしては、特段な関心がないからね。ま、こういうこともあるんだろうと思うくらいで。
それよりも「ワンピース」だな。作者によるとあと5年くらいかかるということだ。そのときまでは元気でいないと。

 

「鬼滅」よりも、コロナ禍でV字回復した業界に婚活業界があるというのが興味深い。お見合いは基本リモート。どれだけ離れていてもお見合い面談ができるわけだが、鍵はその簡便さにあるのではなく、話題の多くを占めるコロナ問題を通じて、お互いの考え方や価値観がかなりはっきりと把握できるところにあるのだという。
なるほどねえ。確かにそうかも。たとえば、僕なんかはあまりにコロナに脅える人とは合わないなと思えるしな。そこそこの注意を払いながらも自分の自由を享受したい。ある程度の注意をしてそれで感染したらそれはそれでしょという考えである。相手からすれば、そんなルーズな人とは合わないわとなることもある。しかし、合わないなら合わないでそれでよしなのである。

僕の友人たちはコロナだから遊ばないとか、そういう考えの人はほぼいないな。よくゴルフするもんね。行き帰りの車の中だけはマスクをするけど。これがそこそこの注意。必要ならばするし、そこまで必要じゃないときには解除する。

ゴルフと言えばだが、夏に買ったエアロバイクの効果がなかなかだ。とくに毎日やっているとかそういうのでもないのに。今は平均、週2回計30キロほど漕ぐくらい。軽いものだ。でも、ゴルフをやるとよくわかる。脚が平気。いつも終わった頃には脚に来ていたものだが、今はどうってことないのだ。ああ、でも、20日からブエルタ・ア・エスパーニャが始まったから、ちょっと増えるかも。秋開催のブエルタは、バスク地方からのスタートのせいもあり、これまでの青と黄色ではなく、ちょっと茶色いスペインだ。

さて、先週の秋華賞。デアリングタクトの無敗三冠はめでたい限りだが、2,3着に穴馬が来てパーだ。3着馬は買ってたがね。
今週は菊花賞。コントレイルが無敗の三冠に挑む。この馬にとって距離3000Mがいいとは思えないが、他の馬とは力差があるのでまず間違いないだろう。枠順も何と③番に入った。

③コントレイルから対抗⑥ヴェルトライゼンデとの3連複、3連単。相手は④マンオブスプリット⑦ダノングロワール⑩サトノフラッグ⑪バビット⑫レクセランス⑮ブラックホールなど幅広く。③から⑥⑩⑪の3頭へ厚めに。

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