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菅野所長のエッセイ:やりようはあるはずだが

コロナ感染者の増加だが、4月9日での検査数が約64000件、そのうち陽性反応者が約4600人である。感染率は約0.07%だ。検査しているのは感染の疑いがある人がほとんどであろうから、疑いの人が検査を始めたら、感染者数は増えるだろうが、感染率はグンと下がるだろう。

この感染率が高いのか低いのかは何とも言えない。過去の事例がないし、今後どうなるかはまだわからないからだが、ヨーロッパやアメリカに比べればやはり日本の状況は緩やかと見ることができる。もちろん安心はできないのだが。
ある学者の言うとおり、人との接触を8割減らせば、それは感染率が下がるだろう。しかし、そのためには会社が休業しないと無理だ。仕事以外の外出については、自粛要請の段階でかなり減少してるんだから。つまり休業補償とセットにしないといけないわけだが、いま検討されている額はあまりに低すぎる。これでは休みたくとも休めない。やはり、政府は大火事になっても水道代をケチっている。われわれは何のために税金を払っているんだろうか。

都と国とで休業要請の職種についてもめていたけど、これは主導権争いということではなく、国側(議員、官僚)は各業界との癒着が強いからだろう。パチンコ店とか一番先に閉店してもおかしくないけどね。何でだろー?
とにもかくにも経済優先の政府の姿勢が事態を拡大することが心配だ。必要不可欠じゃなければ、みんな休業するほうがいいよね。で、行政ができるだけ損失を補填すると。1年後から「復興税」のようなかたちで取り返せばいいじゃない。あるいは、「コロナ控除」で税を引き下げるとか、やりようはいくらでもある。赤字国債っていうのはこういうときに発行するもんじゃないの?そういう政策には誰も反対しない。
予防に関して専門家がいろいろと言うけれど、何で食事のことを強調しないのかと思う。飛沫感染の常識からして、世間の人があれほどマスクをし過剰な警戒をしているのだから、通常の生活での感染はあり得ない。ライブとか、カラオケとか、けっこうな人混みとか、「三密」なんてことが言われるが、それよりも一番危険なのはマスクを外しているときである。
つまり飲み食いのときだ。これに気をつけていればまず大丈夫と僕は思うね。みんな花粉のように空気感染のイメージが強いんだろうな。だから肝心の所で油断しちゃうのかもしれない。
食事は基本独りで摂るのがいい。インスタント食品などが安全。人の手を離れてつくられるものが安全なのだ。手作り料理こそが危険。みんなで皿から取り分けるとかの形式が危険。あるいはスーパーの野菜など、みなが手を触れるものとか。
このへんをとくに気をつければいいんで、いくら感染者が増えても自分がそういうのを守っていれば大丈夫。移るんじゃなくて、口から異物が入ってくると考えることだな。他人の飛沫が自分が食べる食物について、それを口に入れちゃう。それが感染者ならアウトだ。たぶん経路不明というのはそういうのが多いのではないかと思う。

TCCでは全面的に休業するわけにはいかないが、スタッフの休みを増やして職場の過密を抑えるようにしている。個室での面接場面はあまりいい状況ではないので、向こう1カ月くらいは予約できなことになった。ヒマだ。
無観客でもできるのが競馬で、日曜は桜花賞だ。
よくわからんが、本命は⑨デアリングアクト、対抗⑤マルターズディオサ、単穴⑰レシステンシアとしよう。⑤-⑨の3連単マルチ。⑰多めで、⑧リアアメリア⑪クラヴァシュドール④サンクテユエール。天候が不順らしいが、馬場が悪くなったら、⑭ミヤマザクラ⑦ヒルノマリブが面白い。

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