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菅野所長のエッセイ:ほどほどの強さ

河井夫婦逮捕には少し驚いた。むろん当たり前のことなんだが、さぞかし政権からの圧力、妨害があったろうにね。今回は検察ががんばった。とりわけ「河井王国」と言われた中で、広島地検はよくやった。広島の自民県連も少しは溜飲を下げただろう。
検事総長の件と言い、今回と言い、最近世の中がまっとうに正されるケースが出てきたな。何か、これも新型コロナの影響ではないか。ウィルスが世の中の真実をあぶり出しているようだ。そもそも、世界では人間よりもウィルスのほうが圧倒的に多いわけであって、地球とは人の惑星ではなく、ウィルスの惑星と言うこともできる。ときどきどうしようもない人間にお仕置きをするかのようだ。
その自然の摂理にあってなお私欲を貫こうとしているのが、現政権ということか。今回やっと、諮問委員会から1日20万件の検査をすればいいという提案が出た。諮問委員会は、専門家会議とは違うからまともな案が出てくる。ここまで来るのに3ヶ月だ。京大の山中教授が前から言っているように、大学などの研究機関の協力を得れば、検査数は飛躍的に伸びるのだ。それをしないのは、感染研、医師会を含む厚労省の囲い込みがあるからだろう。それを廃して、検査数を増やし、陽性者を隔離していけば、ほとんどの社会経済活動に影響は出ない。命も守ることも、経済を守ることも、同時にできるのだ。
そんな簡単なことができないでいるのは、それをやっても電通やパソナ、郵政事業が甘い汁を吸えないからか(笑)
しかしいくらスキャンダルがあっても、失政があっても、責任などまったく感じない首相のメンタルはすごいな。一般的には政治家のメンタルということだが。
罪悪感がないんだろうとは思うが、善悪から離れて考えれば、限りなく自分を許せる人だということになる。これは強いよ。僕のクライエントさんたちについてよく思うのは、もっと自分を許せるようになれるといいなだからね。みな自分に厳しいもの。だから自分を追いつめ、ウツになってしまう。しかし、ああなってはいけないんだ。あそこまでいくと、人から好かれたり、信頼されたりはしない。ほどほどじゃないとね。
小池都知事もそういうところがあるね。今回の都知事選も順風なんだろうが、候補者の会見を聞くと、れいわ新撰組の山本太郎は、自分が都知事なら今回のコロナ禍を「災害指定とする」と言っていて、他候補者の曖昧な内容と比べたら抜けて良かった。これに終息に向けてのプランがあればもっと良かったが、それでも及第の公約だろう。でも、東京では勝てないかな。そもそも党名がダサイからなあ。

 

それにしてもあまり楽しい日々ではないなあ。この季節は税金払えとの通知が押し寄せるし。

で、憂さ晴らしみたいにネットで買い物ばかりしている。昨日は首掛けの扇風機が届いた。暑いのにマスクをしているのはつらいから、これはけっこう役に立つ感じがする。これで卓上用と外出用のふたつになった。どちらも1000円台。まだ携帯扇風機を買ってない人は今のうちに買っとくことを勧めたい。ほかの買い物はだいたいゴルフ用だね。これで準備はばっちりなのに、機会が少ないのが残念だ。

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