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菅野所長のエッセイ:それぞれの時間

先週の土曜日、面接はなかったけど仕事場に来て、連載と依頼の原稿を仕上げて送ってしまった。締め切りはずっと先なのだが、翌日に高良さんの会があるので、気がかりなことは片づけてしまおうという習慣なのだが。またもや挨拶とかしなくちゃいけないし。

片づけておいたのはよかったと思うのだが、前夜は一睡もできなかった。明日はあれがあるのかと思うと、何だか神経が高ぶる感じで。日曜は、競馬で惨敗したのちに会に参加。大学の外部の人間は、僕の他は他に奥さんと次男だった。明治の若い人たちが多少凝った演出をほどこしていたりして、全体基調としては明るい。で、僕の挨拶も予定よりもくだけたものにした。

しかし、あの葬儀から3ヶ月が経ったと聞かされ、ちょっとびっくり。自分の時間感覚としては1ヶ月くらいのものである。奥さんもそうらしく、しかも、やはり昨日は眠れなかったと言っていた。

7時に終わって、そこからは高良家(奥さんと長男、次男、三男、長男の奥さん)と飲み会をする手筈になっていて、神楽坂へ移動。
高良家の子どもたちは、みな生まれたときから知っている。僕にしてみたら、自分の子どものようにかわいい連中である。でも、こんなふうな時間を過ごしたのは初めてで、何だかとても楽しかった。で、一次会ではほとんど飲まなかったが、その店ではガンガン飲んでしまった。
しかし、長男はもうすぐ30歳ということで、次男も勤めて数年、三男は大学生。もうみんな大人だ。それにしても、あれから30年も経つのかと思う。で、いろんな思い出話に花を咲かせ、けっこういい気分で帰宅。その夜はすぐに眠れた。

この会が終われば、また自分の気持ちも変わっていくだろうと思い、前よりも眠れるようになるはずだと思っていたのだが、しかし、月曜の夜になるとまた眠れず、一睡もできない。たぶん、昨日高良さんのことをたくさん話したからだな。いつもは話す相手がいないから、いいと言えばいい。誰かと話すことで、いろんなことを思い出したり考えたりしてしまうことになったのだ。で、火曜の夜もそういう興奮状態みたいなものが継続していて、またほぼ眠れず。明け方に2時間ほどソファでうつらうつらしたくらいである。水曜はまあまあ眠れたが、昨日はダメだった。やはり実際の月日と、自分の中の感覚は違うのだなとつくづく思う。決して僕が何かを曳きづりやすいとかではない。

NHKマイルは、本命のレッドアンシェルが当日14キロの馬体重減で、困窮。もう馬券はほぼ買っているのだが、急きょアエロリットを不動の本命として馬券を買い直した。でアエロリットが見事1着。が、2着の人気薄馬までは買ってなかった。レッドアンシェルはやっとのことで4着。とほほである。これが3着にさえくれば問題なかったのだが。

もう経済的にはだいぶ破綻した。しかし、日曜はヴィクトリアマイルG1がある。去年は当てたな。

さて今年はと見ると、⑪ミッキークィーンが着を外すわけがない。対抗は⑭レッツゴードンキで、これとの馬単、馬連。そして3連単マルチが本線。相手は⑫ウキヨノカゼ⑮フロンティアクィーン⑦ルージュバックか。ほかの馬は3連複で。

仕事で観戦はできないが、まあ当たるのでは。

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