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きれいな身体?

 今日の午前中は病院へ。検査結果はセーフ!だった。PETで反応が出ると相当ヤバいと言われていたが、今回はMRIの勝ちだったな。これでつらい生検をやった甲斐があるというものだ。

 今日は研修生が二人付いていたので、「ガンです」となって、その後の僕の反応を観察したほうが彼らの勉強になったろうなと、ちょっと思ったが。

 自分自身としては若干ほっとした感があるが、さほど喜びがないのが意外だった。こんな僕にも心配してくれる人がいるので、その人たちに安心してもらえるのはよかったなあとつくづく思う。そして、もし癌だったら、今後治療や手術やらでいろいろ忙しいんだろうなあと思っていたので、その煩わしさがなくなったのは嬉しい。

 とにかく、これで現在僕の身体には腫瘍がないということだ。喉頭癌の転移は当面なさそうだし、前立腺も大丈夫と。このままの状態を維持していけば、次はシャント手術をいつやるのかという段階に入れるのだがね。

 

 ところで、あまり感情が動かないのは、たぶん覚悟が強かったせいじゃないのかと思う。

 この一年で一番揺れたのは、手術後の最初のCT検査の結果を待つときだった。あのときは手術の成功でもう大丈夫と思い過ぎたんだよね。もともとあった覚悟がすごく緩んじゃったのだと思う。その経験があるから、今回がある。MRIの結果があってもあまり油断してはいけないと。

 

 この一年のキーワードは「覚悟」だね、僕の場合。

 もともと覚悟というのは重要なワードだと思っていた。世間には「自信がない」と言う人がたくさんいるけれども

、僕に言わせれば、重要なのは、自信ではなく覚悟である。「自信がない」とは何かを達成する自信がないということだろう。しかし、これから何かを達成することに保証があるものではない。したがって、できなくてもしかたない、やるだけやったならしかたないという覚悟が必要なのである。その覚悟がないことが「自信がない」という発言にすり替わっている。自信なんて必要ない、と僕は思うのだ。正確に言えば、いままで自信があってやったことなどひとつもないね。それは自信を持って言える。

 さらに自信がないと言えば、競馬だ。先週は、予想通りグランアレグリア、シュネルマイスターの2強が来たが、3着のダノンザキッドは無視してた。

 今週はジャパンカップ。コントレイル、シャフリエールの2頭軸で、オーソリティ、外国馬ブルームに流すか。自信はないが、負ける覚悟はできてるぞ。

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