いやあ、もう本当に冬という感じである。早いもので、来週からは師走だしね。
先日は能登に大きな地震があったので驚いたが、幸い被害はほぼなかったようだ。
その能登に、吉川、布袋のユニット、COMPLEXが10億円も寄付をするというのが喜ばしい。大した奴らだ。国も県も見放している印象だから、こういう義援に頼るしかないところがどうかとは思うけどね。でも、こういうニュースでもって多くの人が、能登のことを気にかけるようになればさらにいいのだが。
Ⅰ~2ヶ月前、たぶん僕が能登に行ったのと同じ頃、ユーチューバーのヒカキンが、能登に1000万寄付とあった。彼は現地に行き、生の被災地を見て涙を流していた。そこは珠洲だったのだが、たぶん被災地を見るのは初めてだったんのではないかな。実際に見ることと映像で見ることの違いを肌で感じだろう。
寄付は節税対策にもなるのだから、儲けている奴はどんどん寄付するといいね。名前もヒカキン=非課金だし。
最近、PFAS汚染というのがあると初めて知った。有機フッ素化合物の総称であるが、自然環境では分解されない物質で、井戸水や地下水に混入し、それが水道水にも取水されるということだ。発がん性などが懸念されているということだが、日本はこれの対策が遅れているらしい。世界でもアメリカは進んでいるようだが、日本の設定する基準値はアメリカよりだいぶ甘く、その約6倍の値である。
岡山の吉備中央町では、浄水場から高濃度(基準値の28倍)のPFASが検出され、先日には、街の予算で町民に血液検査をしている。公費での血液検査は全国初とのことである。 ちなみに、この原因を調べたところ、上流部に使用済みの活性炭が大量に廃棄されていたことがわかり、この活性炭には基準値の9万倍のPFASが含まれ、これから染み出していったと見られる近くの川からは1200倍の値が検出されている。
活性炭はPFAS除去のためにも使われることがあるらしいのだが、環境省のガイドラインでは使用後は焼却することになっているということだ。となると、全国でどれだけの活性炭が焼却されずに廃棄され、放置されているのかも大きな問題だな。周知の通り、今の日本は雨だらけだが、その雨水が活性炭からPFASをどんどん川や地中に流し込んでいる可能性がある。しかし、焼却すればオーケーなのか? 疑問は残る。
それから米軍基地からの流出もあるらしい。これは泡消化剤を使用するからだそうで、米軍に限らず、飛行機などがある場所の危険率が高い。
一般的には、井戸水はもちろん、水道水も飲まないことが今のところ唯一の対策だろう。煮沸してもダメだからね。ああ、でも、お茶もそうだし、普通の料理にも当たり前のように水道水を使うよね。すでにわれわれは知らず知らずにたくさん体内に取り込んでいるのかもしれない。
しかし、分解不可能というところが、核廃棄物と重なるんだよなあ。
ところで、多少は決着を見たような気がした兵庫県だが、またもや知事のピンチである。むしろ、こっちのほうがヤバいかもしれないとも思えるのだが、はたしてどうなるのか? 70万の支払い以外全部ボランティアでしたは、いかにも苦しいのではないか。
初当選のときは、自民や維新がバックにいて、選挙のプロがいたからこんな問題は起きなかったが、政党がいなくなっての素人選挙だったんだろう。公選法の知識、意識が不足していたことは否めない。
ただ、ああでもない、こうでもないと、公選法に触れるか触れないかでいろいろモメるだろうから、即当選取り消しにはならないだろう。そうやってグレーなままに任期が過ぎていくのかもしれない。ちなみに、ハラスメントやおねだりもグレーなままだもんね。
知事もその辺を見越して慎重な発言を繰り返しているのかもね。決して隙を見せないその対応力はなかなかである。
まあでも、兵庫のことよりも石川のことだよね。国も県も本腰を入れてくれないか。
明るいニュースと言えば、谷川萌々子が来年からはバイエルンに復帰、デビューすることだな。最近どうもパスミスが多い長谷川唯を見ていると、ますます期待が膨らむのである。